防犯対策に防犯砂利。
それは良いけど、口コミ情報を検索して心配になった人もいるのではないでしょうか。
「防犯砂利は雨で流れる」
さてこの噂は本当なのか?
詳しくお話したいと思います。
防犯砂利は水に浮く
まず結論から言います。
防犯砂利は水に浮くので、普通の砂利より流されやすいです。
通常の雨なら大丈夫ですが、問題になるのが台風やゲリラ豪雨。
激しい雨のことを考える必要があります。
基本的には「庭に水が溜まる=流される」と思ってください。
敷いたらダメな庭とは
水はけが悪い庭は、防犯砂利との相性がよくありません。
防犯砂利が流されるのは、水たまりができたとき。
大雨が来たら浮かんでしまい、流されてしまうでしょう。
あなたの庭は、台風の後どんな様子ですか?
雨が数日続いた場合はどうでしょう?
過去に一度でも水たまりができていたなら、豪雨で防犯砂利が流される可能性大!
やめたほうが無難です。
防犯砂利が自分の敷地内で移動するだけなら良いですが、道路に流出したら最悪です。
私の聞いた話では、庭の防犯砂利が全部道路に流出した結果、ご近所さんに手伝ってもらって丸1日撤去作業を行った人もいるんですって。
申し訳ないやら、恥ずかしいやら…お詫びするのも大変だったでしょうね。
水はけが悪い庭は、デメリットが大きいです。
まだ購入前なら防犯砂利ではなく普通の砂利にすることをおすすめします。
普通の砂利でもそれなりに足音は聞こえますし、防犯砂利より水に浮きにくいから安心です。
庭全体に敷くとトラブルが増える
以前「防犯砂利のデメリットは?」という話をしたとき、防犯砂利は侵入経路になりそうな場所だけ使おうという話をしました。
色々な人の話を聞いていると、庭全体に敷き詰めてしまった人はトラブル経験率が高いです。
・音がうるさい
・粉塵
・眩しい
他にも色々とデメリットがあります。
逆に侵入されそうな裏庭や窓の周辺だけ敷くなど、狭い範囲で使用している人は満足度が高い傾向があります。
防犯砂利は使い場所を慎重に考えることをおすすめします。
流出を予防する方法
防犯砂利の流出を予防する方法としては、レンガで囲うのが一般的です。
モルタルを使わず、レンガを置くだけで対策している人もいますね。
ただし、水はけが悪い庭では効果は限定的です。
水たまりの水位がレンガを超える防犯砂利は流されてしまいます。
不安を感じるなら、普通の砂利で十分。
防犯砂利は水はけの良い場所で使いましょう。