上京して一人暮らししたい!
上京するには、収入源が大事ですよね。
しばらくアルバイトで生活するとなると、月収16万円前後の人が多いと思います。
(16万円=時給1千円×8時間×週5日×4週間)
では、月収16万円で東京で一人暮らしできるでしょうか?
シミュレーションしてみました。
月収16万円で暮らせるか?
まず結論から言います。
可能です。
ただし、普通の方法ではギリギリの生活が続くことになります。
どれぐらいギリギリなのか?
詳しく見ていきましょう。
月収16万円の手取りは?
一生懸命アルバイトして、月収16万円。
でも実際にあなたの口座に振り込まれる金額は、ちょっと少なくなります。
所得税、厚生年金、雇用保険、社会保険料…
額面16万円の給料から、いくらか引かれるからです。
いくら引かれるのかは、あなたの状況によって変わります。
一般的には、月収16万円の人の手取りは13万円台。
14万円に届かないぐらいになります。
仮に、あなたの手取りが13万5千円になったと仮定しましょう。
この状況で、家賃はいくらまでOKか計算してみます。
上京するには家賃の上限を確認
家賃はいくらまで払うことができるか?
ざっと計算すると7万円が上限になりそうです。
ちなみに、こんな方法で計算しました。
手取り13万5千円-(通信費1万円-ガス・水道・電気代1万5千円-交通費1万円-生活費3万円)
まず、絶対に外せないのが通信費と光熱費です。
携帯代などで1万円。
電気・ガス・水道を合わせて1万5千円と仮定しました。
手取り13万5千円から通信費と光熱費を引くと、残り10万円。
10万円の中から、家賃と生活費を捻出しなければいけません。
生活費を1日1千円とすると、月3万円。
家賃の上限は7万円です。
かなりギリギリになるのが分かるでしょうか?
1日の出費を1千円以下に節約しなければいけません。
コンビニ弁当を買うのも勇気が必要ですね。
家賃7万円以下の物件なんてあるの?
東京都内の家賃の相場は、かなり高いイメージがありますよね。
家賃6万円台の物件なんてあるのでしょうか?
調べてみると結構あります。
ただし、ほとんどが23区外で駅から徒歩20分以上の物件です。
築年数は30年前後が多いです。
都心に出ようと思うと、電車で1時間はかかるでしょう。
ちょっと不便かもしれません。
23区外に住むと、問題になるのが交通費です。
家賃を安くしても、交通費が高くなれば生活費を削ることになります。
23区内ではどうでしょうか?
23区内の物件で6万円台となると、古い物件が多いですね。
築年数50年なんて物件がゴロゴロあります。
ちなみに、新しい物件で立地が良いのに安い物件は避けましょう。
事故物件、隣人に問題があるなど…色々なリスクがつきまといます。
不動産に「掘り出し物」はほとんどありません。
安い物件には、安い理由が必ずあります。
シェアハウスも選択肢に入れよう
便利で、キレイな建物で、安い家賃。
そんな物件に住みたいなら、普通の賃貸は難しいでしょう。
シェアハウスに住むというのも、選択肢に入ります。
シェアハウスなら、23区内で家賃5万円以下という物件もありますよ。
ただし、シェアハウスにはシェアハウスのリスクがあります。
同居人がコロコロ入れ替わることです。
半年経てば、全員新しい住人に入れ替わることも珍しくありません。
自分勝手に振る舞う同居人が入ってくると、生活の質が一気に下がるのがシェアハウス。
リスクは覚悟しておきましょう。
私の従兄弟は上京支援サービスを使った
いかがでしょうか。
月収16万円、手取り13万円台での生活。
普通に賃貸物件を探してアルバイトすると、余裕はありません。
でも、諦めるのは早いですよ。
ようは、家賃などの固定費用をいかに減らすか。
それが大事です。
私の従兄弟は、上京支援サービスを使って上京しました。
当時、従兄弟の貯金は30万円。
それでも支援サービスを使ったので、苦労はなかったんですって。
詳しくは「貯金30万円で上京できるか?従兄弟の初期費用節約術がすごかった」をご覧ください。