最近、注目しているクロスバイクがあります。
オフィスプレスモバブルという、折りたたみのクロスバイクです。
デザインがかっこいいんですよねえ。
実物は写真以上に存在感がありましたよ。
ただ、気になるのが「性能は大丈夫なのか?」という点です。
折りたためるのは嬉しいけど、走行性能が低いならちょっと…
そんな人のために、乗ってみた感想をお話したいと思います。
乗り心地はどう?
乗ってみた感想を一言で言うなら、こうです。
「思った以上にクロスバイクだった!」
なんのこっちゃ?
きちんと説明すると「乗ると折りたたみ自転車だということを忘れる」ぐらいのレベルには達しているということです。
走行性能としては、価格相応という感じ。
私は普段、BRIDGESTONEのCYLVA (シルヴァ) F27に乗ることが多いのですが、これと比べても負けてないと思います。
さすがに10万円超えの高級自転車には及びませんが、軽くてスピーディです。
快適に走れますよ。
通勤用など、移動手段として乗るならこれで十分。
これより高価なものは、趣味の世界で乗れば良いと私は思います。
室内保管の安心感がいい
オフィスプレスモバブルを語るなら、折りたたみについて触れないわけにはいきませんね。
タイヤが大きいので、折りたたんでもそれなりのスペースはとります。
でも十分です。
パパっと折りたためるから、車に積むにしても、室内で保管するにも丁度いいと思います。
室内で保管できるのはやっぱり良いですね。
安心感が違います。
私は心配症なので、高いクロスバイクやロードバイクを買うと盗まれるリスクが頭に浮かびます。
通勤用ならなおさらです。
ある朝、通勤しようとしたら盗まれていた!…なんて考えただけでも最悪ですよね。
お金も無駄になるし、仕事に遅刻するかもしれません。
通勤用の自転車は、絶対にトラブってはいけない。
そういう意味では、折りたたんで室内保管できるというのは大きな要素です。
エレベーターにも持ち込めるし、玄関に置けば動作に無駄がない。
職場ではロッカールームや事務机の横に立てかけてもOK。
迷惑になりません。
室内で保管することで、風雨にさらされて劣化する心配も少なくなるのも見逃せないポイント。
毎日の足として乗りたい人にとっては、メリットが多いと思います。
一般的なパーツばかりでメンテナンスが簡単
オフィスプレスモバブルは折りたたみクロスバイクという特殊な自転車ですが、使用しているパーツは一般的なものです。
例えばタイヤはクロスバイクとして一般的な700×28cタイヤ。
どこの自転車屋さんにも置いてあるから、いざというときもすぐ手に入ります。
タイヤの着脱は簡単なので、初めてでも自分で交換できますよ。
折りたたみ機能はついていますが、消耗品に関しては一般的なものばかり。
メンテナンスしやすさという点でも、通勤・通学用に向いていると思います。
ママチャリしか乗ったことがない人へ
最後に、ママチャリからオフィスプレスモバブルに乗り換える人へ。
空気入れは準備してくださいね。
このタイヤのバルブ(空気を入れるところ)は仏式。
ママチャリはほとんど英式バルブですが、クロスバイクやロードバイクは高い空気圧を維持するのに有利な仏式バルブが多数派です。
ご自宅の空気入れが仏式対応かどうか確認しておいてくださいね。
それさえ気をつければ、買ってすぐ乗ることができますよ。