ガムテープが猫よけになるという話をよく耳にします。でも、実際に試すと「これはダメだ」とすぐに分かりました。
4つのダメな理由についてお話します。
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スポンサーリンクガムテープでダメな理由1:面積
最初にして最大の問題が、面積。
庭全体をガムテープで猫よけしようと思うと、膨大な量のガムテープが必要です。
上の写真は、ガムテープを30cm出してみた状態。
これを見ても分かるように、とてもじゃないですが庭全体に仕掛けることはできません。
ちなみに、ピンポイントで使うのはダメですよ。
前回のウッドチップで猫よけに挑戦したときのように、いつものトイレの場所が1メートルずれるだけです。
ガムテープでダメな理由2:雨と風
庭の猫よけにガムテープがダメな理由の2つ目は、雨と風です。
濡れると粘着力は激減。
ちょっと風が吹くだけでめくれ上がって、空白地帯もいっぱいできてしまいます。
ガムテープは雨や風の前では無力です。
そもそも猫よけは、何週間か継続しなければ効果が出ません。
天候によって大きく効果が減ってしまうガムテープは、猫よけには向いていないのです。
ガムテープでダメな理由3:砂と石
3つ目のダメな理由は、砂や石。
庭にガムテープを仕掛けてみると、思った以上に砂や石がくっついてしまいます。
庭にガムテープを1時間も放置すると、細かい砂がついて粘着力は半減。
これでは猫を追い払うことはできません。
以前、車のボンネットの上にガムテープを置いたときは上手くいったのですが…。
やはり、地面の上に直接設置するのは難しいようです。
ガムテープでダメな理由4:効果が薄い
猫の侵入経路がはっきりしている場所なら、ガムテープをピンポイントで設置することができます。
私も侵入経路に設定してみたのですが、効果は思ったほどありませんでした。
上手くガムテープを踏ませたとしても、猫にとってはちょっと不快なだけ。
怖いわけではないので、またやって来ます。
二度と来ないようにするには、ちょっと効果が薄いようです。
「労力のわりには見返りが少ない」という、数ある猫よけの中でも悲しい結果に終わりました。
ガムテープより効果的な猫よけは?
猫を庭に入らせないためには、不快なだけでなく警戒心を呼び起こす必要があります。
やはり一番のおすすめは超音波式。
近づくたびに色々な周波数の音を出すので、猫が慣れることもありません。
その次におすすめなのは、センサー式の猫よけスプレー。
猫にとっては目に見えるガムテープよりも、正体不明のほうが警戒心を高めることができますよ。