皆勤賞をめざして頑張っている、これから頑張ろうと思っている中学生や高校生の方も多いはず。
ところで皆勤賞を取ると、どんなメリットがあるのか知っていますか?受験や就職の際など、ケース別に調査した結果をお話します。
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スポンサーリンク皆勤賞のメリット 高校受験
まずは現在中学生で、高校受験でのメリットを知りたい方に向けてお話します。簡単にまとめると以下の通りです。
一般入試(面接なし) | 気持ちプラスになる |
面接ありの入試 | 面接でのアピールポイントになる |
筆記試験+内申点という一般入試の場合、皆勤賞のメリットはかなり小さいです。
一応、内申点の調査書で皆勤賞のことはアピールしてもらえるので、プラス材料にはなります。
ただ、加点されるとしても+1点ぐらいあればいいほう。
皆勤賞の中学生と、3年間のうち3日程度欠席した中学生を比べて、皆勤賞の中学生が明確に有利になるかというと、残念ながらそんなことはないのです。
それよりも、授業態度や部活、委員会など、普段の学校生活での様子をトータルで判断されると思ったほうがよいです。
内申点の加点を狙うなら、英検や漢検に挑戦してみるのもおすすめ。高校によっては高く評価される場合もあります。
皆勤賞をアピールしたいなら、面接のある推薦入試などのほうがよいでしょう。面接では必ず自己PRをするので、皆勤賞もひとつの材料として話に組み込めますよ。
皆勤賞のメリット 大学受験
次は高校生。
大学受験で皆勤賞のメリットがあるか確認してみました。
一般入試(面接なし) | ほぼメリットなし |
面接ありの入試 | 面接でのアピールポイントになる |
まず、残念ながら大学受験の一般入試では皆勤賞のメリットはほぼありません。高校受験のように内申点を考慮することがほとんどないからです。
皆勤賞のメリットがあるとすれば、推薦入試やAO入試。どちらも出願する際には内申点が大きなウエイトを占める試験なので、皆勤賞もプラス材料にはなります。
ただし、プラス材料になるとは言っても、大きな加点にはなりません。あまり期待しすぎないにしましょう。
皆勤賞のメリットが最も大きいのは、面接の自己PRで使えるということ。やる気をアピールしたいときの根拠のひとつして活用しましょう。
皆勤賞のメリット 就職

受験に絡めてお話しましたが、中学・高校を卒業してすぐに就職する方もいますよね。就職する際、皆勤賞にメリットがあるのか確認してみましょう。
中卒・高卒での就職 | 勤勉さ・やる気のアピールができる |
大卒での就職 | メリットなし |
中卒・高卒で就職する場合は、勤勉さをアピールするのに皆勤賞はいい根拠になります。中卒・高卒の就活で問われるのは「やる気」「意欲」ですから、皆勤賞はいいアピールになりますよ。
もちろん、皆勤賞だけでは材料として弱いので、ほかのエピソードも加える必要がありますけどね。
一方で、大学に進学したあと就活をする場合は、中学・高校時代の皆勤賞のメリットはありません。大卒での就職は、欠席日数ではなく「学生時代に何をしてきたか」ということが重要視されます。