私はホットコーヒーが大好きなのですが、たまにアイスコーヒーを飲みたくなります。
そこで、ふと疑問に思いました。
「ホットコーヒー用のドリップバッグでアイスコーヒーを作ったら美味しい?不味い?」
今回は2つの方法を試してみたので、感想を率直にお話します。
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スポンサーリンク2つの方法とは
今回試してみた2つの方法はこちらです。
- 熱湯でコーヒーを作って後から冷やす
- 最初から冷水でコーヒーを作る
正統派のやり方は最初の方法です。
さまざまなホームページやブログ・SNSを調べてみましたが、ほぼ全て最初の方法を紹介していました。
でも、手間を考えれば冷水で作るほうが手軽で楽ですよね。
ところが最初から冷水で作ると、予想外の結果が…後ほど詳しく解説します。
後から冷やす方法で作ってみた
用意するもの
- ドリップバッグ
- ホットコーヒー用のコップ
- 氷入りの耐熱コップ
この方法で作る場合、耐熱コップは必須です。
氷を入れても最初は高温なので、熱に弱いコップは割れる可能性があります。
なお、コップは1つでも作れますがおすすめしません。
氷を入れたコップにドリップバッグをセットすると、氷が邪魔でドリップバッグが安定しないため淹れにくくなります。
作り方
- ドリップバッグをセットし、お湯を少量注いで30秒蒸らす
- 少しずつお湯を継ぎ足す
- ドリップバッグを取り外す
- 氷を入れたコップに静かに移し替える
- お好みで牛乳などを足す
味の感想
本格的なアイスコーヒーのような濃厚な風味はありません。
でも、苦味はほとんど感じず、コーヒーの香りをほのかに感じられて美味しいです。
市販のペットボトル入りアイスコーヒーよりも軽い感じで、ゴクゴク飲めます。
ホットコーヒーは好きだけどアイスコーヒーは苦手という人でも、抵抗なく飲めるでしょう。
気分転換としては十分なクオリティ。
ホットコーヒー用のドリップバッグでも、十分に満足できるアイスコーヒーができました。
最初から冷水を使うと時間がかかる
用意するもの
- ドリップバッグ
- 氷入りコップ1つ
試した方法
- ドリップバッグをセット
- 少しずつ水を注ぐ
熱湯で作るなら30秒蒸らすのですが、今回は冷水なのでシンプルに水を注いでいきました。
冷水では作れない!
水を注いてみると、予想外の展開!
なんと、水を注いでもコーヒーが出てこないのです。
ドリップバッグにあふれる寸前まで水を注いでも、全く反応なし。
まるで詰まってしまったかのように出てきません。
30分待っても、出てきたのはほんの少しだけ。
これでは味比べ以前の問題ですね。
なぜ最初から冷水を使う方法が紹介されていないのか不思議でしたが、そもそも時間がかかり過ぎて作れないというのが理由だったとは…
後日メーカーに確認したところ「冷水はコーヒーの油分に弾かれてしまいやすく、抽出に時間がかかる」とのことです。
アイスコーヒー用のコーヒーバッグもある
今回はホットコーヒー用のドリップバッグでアイスコーヒーを作りましたが、アイスコーヒー用のコーヒーバッグもあります。
例えばキーコーヒーの「香味まろやか水出し珈琲 」。
水に浸すだけで本格的なアイスコーヒーが飲めます。
ただし、4時間は水に浸けておかないと風味が出ません。
今回のように「いつもはホットコーヒーだけど、今だけアイスコーヒーが飲みたい」という用途には不向きです。
時間のロスを除けば、風味豊かで美味しいアイスコーヒーを楽しめます。
これを試してからホットコーヒー派からアイスコーヒー派に転向した人もいるぐらい美味しいですよ。