ドリップバッグコーヒーは浸かるタイプ・浸からないのではどっちが美味しい?

私は毎日ドリップバッグのコーヒーを飲んでいます。

そこでふと気づきました。

ドリップバッグコーヒーって、淹れたらフィルターがコーヒーに浸かるタイプと浸からないタイプの2種類がありますよね。

これってどっちが美味しいのか?

気になったので調べてみました。

本ページはプロモーションが含まれています

スポンサーリンク

まずは問い合わせてみた

ドリップバッグコーヒーは浸かる・浸からない・どっちが美味しい

実は今回の記事を書くにあたり、事前に主要なメーカー3社に問い合わせてみました。

質問内容は、ド直球です。

「浸かるタイプと浸からないタイプ、どっちが美味しい?」

では、どんな回答があったのか。

まず結論から言うと、はっきりと断定した答えは得られませんでした。

説明どおりの淹れ方をすれば、どちらも美味しく楽しめますよ」という主旨のお返事はありましたが、こっちだとは言ってくれません。

ただし、興味深い情報もありました。

「一般論としては、フィルターが浸からないタイプが美味しいと言われることが多いです。」

どういうことか?

詳しく見ていきましょう。

浸からないタイプが美味いと言われる理由

なぜ浸からないタイプが美味しいと言われるのか。

理由を箇条書きしてみました。

・フィルターが下へ行くほど細く、旨味を抽出しやすい

・流れが整いやすく雑味が出にくい

注目ポイントは、ドリップバッグの形です。

コップより高い場所で固定するタイプのドリップバッグは注ぎ口が広くて下が狭いです。

お湯は真っ直ぐ落ちず中心に向かって流れていくので、コーヒーの粉に長く触れます。

つまり、コーヒーの成分をより多く抽出することができるのです。

ドリップバッグは浸からないほうが美味しいのか

言われてみれば、ハンドドリップで淹れるときも円すい型の器具を使います。

やっぱり浸からないタイプのほうが良いのか。

値段が高めなのも納得です。

浸かるタイプは計算されている

ドリップバッグコーヒーは浸かるタイプ・浸からないのではどっちが美味しい

じゃあ浸かるタイプはマズいのか?

これはNOです。

確かに一般論としては「フィルターが浸かると渋みが出やすい」なんて言われます。

でも、やや古い情報なのかもしれません。

最近のドリップバッグコーヒーは、開発段階できちんと計算されているんですって。

お湯が通り過ぎるスピード

1杯淹れるまでにフィルターが浸かる時間

全部計算した上で、粉の量やフィルターの質を設定しているのです。

浸かるタイプのドリップバッグコーヒーはマズいのか

つまり説明どおりに淹れれば、浸かるタイプのドリップバッグでも美味しく飲めるのです。

マズい・美味いの極端な2択ではなくなってきています。

美味しいか、もっと美味しいかの違い。

ドリップバッグも見えないところで進化しています。

注ぐ高さにも注意

ドリップバッグコーヒーは浸かる・浸からないで変わるのか

ドリップバッグコーヒーを少しでも美味しく飲みたいなら、お湯を注ぐ高さにも注意が必要です。

美味しく飲むなら、できる限り低い位置から注ぐこと。

ポットを上げて高い位置から注ぐと、雑味が出やすくなってマイナスです。

お湯に勢いがありすぎると、コーヒーの粉が撹拌してしまいます。

これではお湯がコーヒーのない部分を通ったり、必要以上に滞留したりして味が落ちます。

ドリップバッグだからって、雑に注ぐのは損ですよ。

ゆっくり静かに注ぎましょう。

浸かる・浸からないより丁寧さ

ドリップバッグは浸かる・浸からないどっちが良い

いかがでしょうか。

ドリップバッグコーヒーは、一般論としては浸からないタイプが有利です。

でも浸かるタイプも進化しているので、結局は淹れ方次第。

丁寧に淹れたコーヒーは美味しい。

技術が進歩しても、これだけは変わらないのかもしれませんね。

スポンサーリンク