冬は部屋の中が寒いですよね。
ところが外に出てみてビックリ！
家の中より外のほうが暖かいことがあります。
なぜ外より家の中が寒いのか？
原因や対処法についてお話します。
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スポンサーリンク外より部屋の中が寒い理由
まず結論から言います。
外より部屋の中が寒い原因は、壁や床の温度です。
輻射熱（ふくしゃねつ）という言葉をご存知でしょうか。
ざっくりしたイメージで言うと、モノから別のモノへ触れなくても伝わる熱のことです。
遠赤外線で伝わる熱と言い換えることもできます。
例えば、太陽や焚き火。
直接触れなくても暖かいのが伝わりますよね。
この輻射熱は、私達の体と家の壁でも成立します。
寒い日は、壁や床が体温よりも冷えています。
すると体から壁や床に向かって、熱がジワジワ奪われて（伝わって）しまうのです。
逆に夏は壁や天井の熱が体に伝わってくるので、夜でも暑さを感じます。
外のほうが暖かく感じるのは、外だと壁に体温を奪われないから。
逆に太陽から熱をもらえます。
家の中の寒さを解消したいなら、輻射熱の関係性を理解して対策しなければいけません。
遠赤外線ヒーターで壁も温める
部屋の中の寒さ対策は、いかに壁や床に体温が奪われるのを防ぐかが重要です。
手っ取り早いのは、暖房器具を変えること。
エアコンを使うよりも、遠赤外線ヒーターをおすすめします。
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エアコンとの違いは、直接体を温めつつ、壁や床も同時に温める効果が期待できることです。
エアコンは温風を送って暖房しますが、熱を直接届けるわけではないので壁や床は温まりません。
換気したらすぐ寒くなります。
一方、遠赤外線ヒーターは輻射熱で熱を周囲に伝える暖房器具です。
輻射熱を味方につけることができるので、部屋の底冷えを予防する効果が期待できます。
遠赤外線ヒーターを使うなら、向きに注意しましょう。
正面に窓があると、せっかくの熱が外に逃げやすくなりますよ。
ホットカーペットでエアコンを節約
外より家の中が寒い原因は、床にもあります。
本当なら床暖房が一番。
でも、設置するのはちょっと大変ですよね。
そこでおすすめなのが、冬の定番ホットカーペット。
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ホットカーペットをつけておけば、少なくともカーペットの範囲は体温を奪われません。
逆に輻射熱で寒さを和らげてくれるでしょう。
大きなホットカーペットでなくて良いんです。
いつも座る場所の周辺だけでもカバーできれば十分ですよ。
実際、カーペットの上にいると体がポカポカしてきます。
ちょっと厚着するか薄い毛布でも羽織れば、エアコンを切った状態でも平気です。
冬の電気代やガス代が気になる人は、ホットカーペットを試してみてください。
断熱壁紙は神アイテムだけど…
できれば暖房器具には頼りたくない。
そんな人には、断熱性が高い壁紙を使うのも手です。
クッションブリック
クッションシート
ウォールステッカー
商品名は色々ありますが、発泡スチロールなどで断熱効果が期待できる壁紙があります。
レンガブロック風や、木目調のデザインが多いですね。
これでグルっと壁を覆えば、とりあえず底冷えは回避できるはず。
ただし、部屋全体に貼ろうと思うと予算も手間もかかります。
DIY自体を楽しめる人にはおすすめですが、面倒くさがりには向かないかもしれません。
壁にカーテンをかける
壁紙を設置するのが嫌なら、壁にカーテンを設置するという手もあります。
カーテンで壁を覆って遮断すれば、輻射熱で体温を奪われる心配なし。
底冷えを予防できるでしょう。
実際に挑戦するなら、百均で両面テープ付きのフックを買ってきて設置するのが一番簡単です。
ただし、これもお金がそこそこかかります。
センスも問われそうです。
窓からの冷気はあったかボードで
寒さ対策と言えば、窓ですね。
窓は壁よりも冷えやすく、輻射熱で温まっても熱を外に逃がしてしまいます。
さらに外の冷気も入ってくるので厄介です。
プチプチなどで断熱するのも良いですが、私のおすすめはこちら。
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窓に立てかかるだけの、断熱ボードです。
よく見かける窓に貼り付ける断熱シートでも良いのですが、厚みがイマイチ足りないのか断熱性が低い製品も多いです。
設置も面倒ですしね。
それよりは、こういうボードのほうが冷気を確実に遮断してくれます。
立てかけるだけなので、設置の手間もありません。
輻射熱を意識した暖房がベスト
いかがでしょうか。
今回紹介した対策の中では、遠赤外線ヒーター＋ホットカーペットの組み合わせが最強だと思います。
少なくともコタツ＋エアコンよりは快適ですよ。
部屋全体がポカポカして気持ちいいです。
遠赤外線ヒーターもホットカーペットも、シンプルな物で十分。
上手く組み合わせて、外より寒い部屋を卒業してくださいね。
