毎日デスクワークで座りっぱなしの人は、エコノミークラス症候群に気をつけたほうがいいですよ。
私の上司が、いきなり倒れたのです。
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スポンサーリンクエコノミークラス症候群とは
長時間同じ姿勢で座っていると、足が圧迫されて血流が悪くなり、血栓ができやすくなります。
この血栓が、肺にまで流れると肺が詰まる「肺塞栓症」になります。
この状態を、エコノミークラス症候群と呼んでいます。
職場の上司が仕事中にエコノミークラス症候群発症
エコノミークラス症候群って、普段飛行機に乗らない人には関係ない話だと思ってる人も多いと思います。
私もそうでした。
でもある時、私の職場の上司がオフィスから、会議室に移動する途中で脂汗をかいて倒れたことがありました。
呼びかけても意識がない!
私は心筋梗塞か脳卒中にでもなったのかと思って慌てて救急車を呼んだんです。
病院で検査をしたら、エコノミークラス症候群になっていたことが分かりました。
発症しやすい人の共通点
エコノミークラス症候群の予防方法の基本は2つです。
・水分をしっかりとる
・適度に足を動かす
よく言われることなのですが、この2点を守ることはとても重要です。
今回、上司は9時から11時までの2時間、デスクワークで座りっぱなしでした。
2時間座りっぱなしなんて、よくあることですよね。
上司の場合は、その2時間が命取りだったのです。
でも、水分はとってたんですよ。
上司はコーヒーが好きな人で、9時ごろから1杯飲んでいました。
全く水分をとっていなかったわけではありません。
ではなぜ、発症してしまったのか?
お医者さんにお話を聞くと、ちょっと耳が痛いことがありました。
デスクワーク中にエコノミークラス症候群を起こしやすい人には、ある共通点があったんです。
それは…
①肥満体型の人
②前日に飲み過ぎた人
③タバコを吸う人
④糖尿病患者
⑤水分をとった気になっている人
①から④はわかりやすいですよね。
肥満体型の人は、座っているときに下半身を圧迫しやすいですし、前日にアルコールを飲み過ぎた人は軽い脱水状態を起こしていることがあります。
そしてタバコを吸うと血管が収縮して血栓ができやすくなる。
血糖値が高いと血がドロドロしていて固まりやすい。
では、水分をとった気になっている人って何でしょう?
コーヒー好きは水分補給できていない!?
コーヒーが大好きな人は特に要注意なんですが、コーヒーには利尿作用があります。
水分をとったつもりでも、逆に水分が体から出て行っている場合があるんです。
今回の上司も、9時から11時の発症までの間、コーヒーしか口にしていませんでした。
水分をとっているつもりが、逆効果になってしまっていたんです。
コーヒー好きの人は意識して、お水を飲むようにしてくださいね。
予防方法
エコノミークラス症候群を予防するためには、30分に1回は立ち上がって足を動かすこと。
そして1時間にコップ1杯水を飲むこと。
この2つは最低限やりたいですね。
あとは、日頃からメタボ対策、そして禁煙…
これは難しいかな?
でも、目の前でエコノミークラス症候群の人を見たら、難しいなんて言ってられないですよ。
職場で突然死なんて、私は絶対に嫌です^^;