弓道部が冬休み・正月休みの間に何をするべき?春先のスランプを予防しよう

当ブログに質問が届きました。

「冬休み中、ほとんど部活がありません。

下手にならない方法はありますか。」

意外と長い冬休み。

新年からスタートダッシュするために、やるべきことを解決します。

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冬休み中にすべき3つのこと

弓道部員が冬休み・正月休みの間にすべきこと

冬休み中にやっておくべきことは何か。

私は3つあると思っています。

柔軟体操

ゆっくりゴム弓

手の内の見直し

ゴム弓や手の内の見直しはまだ良いですよね(ゆっくりゴム弓については後ほど解説)。

でも柔軟体操については「なぜ?」と思われるかもしれませんん。

全然関係なさそうに見えます。

でも、冬休み・正月休みに限れば弓道上達のためにとても重要です。

個人的にはゴム弓よりも優先度は上だと思っています。

なぜ柔軟体操が必要なのか

冬休み・正月休み中の弓道の練習でやるべきこと

なぜ冬休み中は柔軟体操が大事なのか。

一言で言うと、冬休み中に体のバランスを崩さないためです。

私は今まで多くの人を見てきましたが、1月から3月中に低迷する人があまりにも多い!

新年から練習を再開しても、調子が上がらない。

ズルズルと的中率が低下して、長期スランプに突入してしまう人が毎年たくさん出てきます。

冬休みの前後で調子を崩しやすい理由は、日本人の生活習慣と関係があります。

年末年始は夜更かししがち。

色々と用事があってバタバタするけど、あまり体を動かしません。

運動不足になると、すぐ肩周りの柔軟性に影響が出てきます。

気づかないうちに肩周りの動きが固くなり、射法八節の歪みにつながってしまうのです。

冬休み・正月休み中の過ごし方で弓道のスランプを予防できる

この歪みこそ、長期スランプのきっかけ。

新年から低迷しないためには、体のコンディションを整える必要があります。

おすすめの柔軟体操

では、肩周りを柔らかく保つためにはどうしたらいいのか。

YouTubeに良い動画がありましたのでご紹介します。

やってみると、意外とキツい人もいるのではないでしょうか。

冬になって体をあまり動かしていない証拠です。

肩周りがほぐれると、物見を入れやすくなります。

毎日少しずつで良いので続けてくださいね。

ゆっくりゴム弓で体力づくり

弓道上達のために冬休み中にすべきこと

弓道に必要な筋力や体力をつけるなら「ゆっくりゴム弓」をおすすめします。

以前、こちらの記事でもやり方を紹介しました。

方法は簡単。

射法八節の各動作(離れ以外)を1分ずつ時間をかけて行うこと。

足踏みや胴造りも含めてです。

なかなかキツイですよ。

この練習の目的は、弓道に必要な筋力・体力を上げることだけではありません。

違和感から気づきを得るのも目的です。

途中で不自然な動作があると、バランスが崩れたり体に痛みを感じたりします。

どの動作で違和感が生じたのか。

まずはそこからチェックしていきましょう。

違和感が強くなるポイントが分かったら、試行錯誤の時間。

すぐには改善策が分からないかもしれませんが、根気よく見直すことで射型改善のきっかけをつかめるのです。

普段全く意識していないところが、実はあなたの弱点だった…ということもあるかもしれませんよ。

手の内の見直しは小指から

弓道の弓返りと小指

3つ目にすべきことは、手の内の見直し。

とは言え、実際に弓を持つ必要はありません。

掃除用のモップでも手すりでも良いので、身の回りの棒状のものを用意しましょう。

冬休み中に実践してほしいのは、小指で棒を支える感覚を覚えること。

親指の付け根と小指の距離を縮めるようなイメージで、握る練習をします。

弓道の手の内

小指で支える感覚が身につくと、弓の回転力が増して綺麗な矢飛びになりますよ。

休むのも大事な仕事

冬休み・正月休み中に弓道上達のためにすべきこと

最後に一つ、お願いがあります。

冬休みの最初の3日間ぐらいは、じっくり体を休ませてあげましょう。

部活で頑張っている高校生や学生の中には、オーバーワーク気味になっている人が少なくありません。

それでは実力を発揮できませんよ。

もうひとつ付け加えると、食べ物にも気をつけてください。

年末年始は甘いものや炭水化物ばかり食べて、たんぱく質が不足気味になることが多いです。

卵1個でいいので、おやつ代わりに食べてみてください。

ゆで卵やスクランブルエッグなら、料理をしたことがなくても作れるはずです。

生活習慣を改善できた人は、きっと新年からスタートダッシュできるでしょう。

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