ビビ・SX、色がとても綺麗な電動自転車です。
マットブラックもチョコブラウンも上品な雰囲気がありますねえ。
そんなビビ・SXですが、2018年新モデルとして登場しました。
今までと何が違うのか?
詳しく見ていきたいと思います。
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ビビ・SXは、パナソニックの「ビビシリーズ」の中でスタンダードモデルという位置づけです。
以前のスタンダードモデルと比べると、バッテリー容量が大きく上がっています。
(新)8.0Ah
(旧)6.6Ah
今までは8万円前後の電動自転車なら、バッテリー容量は6.6Ahぐらいが普通でした。
そんな状況の中で、安い価格帯で8.0Ahに乗せてきた。
ビビ・SX開発陣のこだわりを感じます。
参考に、同じ価格帯で他の電動自転車のバッテリー容量をまとめてみます。(2018年モデル)
Panasonic ビビ・TX:6.6Ah
BRIDGESTONE アシスタファイン:6.2Ah
YAMAHA PAS ナチュラM:6.2Ah
バッテリー容量が全てではありませんが、走行距離が伸びるのは大きなメリットです。
走行距離はどれぐらい伸びた?
走行可能距離は、かなり気になるところです。
改めてピックアップしてみました。
なお、掲載しているのはエコモードなど一番走行距離が長くなるモードの数字です。(2018年現在)
Panasonic ビビ・SX:約50km
Panasonic ビビ・TX:約42km
BRIDGESTONE アシスタファイン:約36km
YAMAHA PAS ナチュラM:約36km
8万円前後の価格帯では、ビビ・SXが一歩リードというところでしょうか。
ただし、何度も言うようにバッテリー容量だけで全てが決まるわけではありません。
他の機能も合わせてチェックしていきましょう。
機能は超シンプル
ビビ・SXは安さを実現するために、機能はとてもシンプルです。
例えばバッテリー残量の表示。
ビビ・SXの場合は、大ざっぱに3段階でバッテリーの状態を表示します。
これが10万円台のビビ・DXになると、残り何分という表示や走行可能距離の表示が出ます。
いつもより遠出する場合、表示が細かいほうが安心して走れます。
スタンドの違いも見逃せないポイント。
車体が重めの電動自転車では、駐輪するときにスタンドを立てやすいかどうかも大事。
ビビ・SXの場合は普通のスタンドです。
一方、10万円台の電動自転車のほとんどは楽に立てられるスタンドを採用しているのです。
例えばビビ・DXの場合「かろやかスタンド2」がそうです。
地味で目立たない違いですが、非力な人には使い勝手に大きな影響があるのでご注意ください。
このように、ビビ・SXに限らず8万円台の電動自転車は、細かい機能を省略しています。
機能面を重視するなら、10万円~12万円台クラスを買いましょう。
電源オフでも走れる?
電動自転車は車体が重いイメージがあると思います。
ビビ・SXの場合は25.8kg。
普通のママチャリで20kgぐらいなので、5kgぐらい重いです。
ただ、このぐらいなら大したことはありません。
電源オフ状態でも普通に乗れるぐらいの重さです。
重い電動自転車なら、28kgとか30kgぐらいのものもあります。
それに比べれば軽いほうです。
もし軽さにこだわるなら、20インチの軽量モデルを選ぶという手もあります。
テールアップサドルが良い
ビビシリーズの電動自転車の隠れた長所が、テールアップサドル。
形を見てもらうと、お尻側が少し高くなっているのが分かるでしょうか。
この形が実に良いんです。
お尻をしっかり受け止めてくれる感じ。
実際に乗ってみると、支えてもらっているようで楽にこげます。
段差の衝撃も和らげてくれるようです。
1日30分以上乗る人なら、お尻が楽になったのを実感できるはず。
ビビシリーズが長く売れている理由なのかもしれません。