他人の車に乗ると、すごく酔いやすいですよね。
運転が上手くても下手でも気持ち悪くなる。
自分で運転するときは大丈夫なのに不思議です。
人の車に乗ると酔うのはなぜなのか?
乗り物酔いの原因や予防法について紹介します。
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スポンサーリンク人の車で酔う原因
なぜ人の車に乗ると酔うのか?
主な原因は3つです。
・感覚のズレ
・座るのが下手
臭いについては、自覚がある人が多いと思います。
分かっていても対処が難しい臭いの問題ですが、工夫すればなんとか予防できますよ。
後ほどご紹介します。
次は感覚のズレです。
人は三半規管で感じる体の状態と、目から入ってくる情報が違うと混乱して気持ち悪くなります。
自分で運転するときは体が自然と対応するから、酔わないのですが…
これもちょっとした工夫で解決できます。
最後に見落としがちなのが、座り方。
座り方が下手だと、お腹が圧迫されて吐き気を増幅してしまうのです。
この3つに対処できれば、乗り物酔いは楽になります。
詳しく見ていきましょう。
車の臭いに強くなるには
まずは車の臭い対策です。
臭いそのものを消すことはできませんが、感じにくくすることはできます。
おすすめは次の3つです。
・しょうがアメ
・コーラ
臭い対策でおすすめなのが生姜。
生姜の香りが口いっぱいに広がれば、車の嫌な臭いを感じにくくなりますよ。
おすすめは、ジンジャエールや生姜入りのアメ。
特にジンジャエールは効果的。
乗り物酔いには甘み・炭酸水が良いと言われますが、ジンジャエールなら全部クリアできます。
車に乗った瞬間からチビチビ飲めば、気分が悪くなりにくいですよ。
ただし飲み過ぎはトイレが近くなるので要注意。
生姜入りのアメがあれば、車に乗る前から舐めておきましょう。
そうすれば車の臭いを感じにくくなります。
生姜が苦手ならコーラ。
私はコーラ(炭酸水全般)が苦手なのですが、乗り物酔いには効果バッチリでした。
炭酸水が飲めない人も、チビチビ飲むだけならできるはず。
ごくごく飲む必要はありません。
乗り物酔いの辛さよりはマシですので、ぜひ試してみてください。
感覚のズレを抑えるコツ
2つ目は、感覚のズレ対策。
三半規管が過度に反応しないようにするために、守ってほしいことがあります。
・動きを予測すること
下を向かないのは基本中の基本。
背筋を伸ばして、できるだけ前方の遠くを見るのがコツです。
前の景色を見ながら、次の動きを予測するのも大事。
「信号が見えてきたから、そろそろ減速するかな」
「車間距離があいたから、加速するかも」
こうやって、次の動きを先読みしておくと体の準備ができます。
振動に強くなるのです。
予測するときのコツは、早めに意識すること。
人の運転と自分の予測には必ずズレがあるので、予測に幅を持たせることで体への負担が減ります。
座り方が下手な人は損してる
あなたはどんな姿勢で車に乗っていますか?
きちんと座らないと、乗り物酔いがひどくなる一方ですよ。
椅子に深く腰掛ける。
たったこれだけのことですが、驚くほど乗り物酔いしにくくなりますよ。
なぜ綺麗に座ると乗り物酔いしにくくなるのか。
理由は2つあります。
お腹を圧迫しにくくなる
目線が自然と上に向く
背筋を伸ばして座るのは疲れるイメージがありますが、実は逆。
だらしなく座るとお腹が圧迫されてしまって、乗り物酔いを誘発してしまうのです。
背筋を伸ばせば目線も上に向きます。
目線が上がれば乗り物酔いしにくくなるので、一石二鳥です。
三半規管を鍛えよう
乗り物酔いするか、しないか。
体質を改善したいなら、普段から平衡感覚を鍛えると良いですよ。
前後
左右
回転
普段から色々な動きに慣れておくのが大事。
日頃の積み重ねで乗り物酔いに強くなれます。
例えば家にいるときに、その場で右に3回ぐらい回ってみてください。
乗り物酔いしやすい人は、これだけで目が回るはずです。
次に左に3回転。
慣れるまでは、これを毎日続けましょう。
近くに公園があるなら、ブランコ・すべり台・シーソーもおすすめ。
特にブランコはキツいですよ。
乗り物酔いしやすい人は、最初は30秒もすれば気分が悪くなります。
ダイエットも兼ねて自転車に乗るのも効果的。
振動への対応力が上がります。
ちょっとしたことばかりですが、積み重ねが大事。
ジーッとしてるだけでは、いつまで経っても乗り物酔い体質のままです。
オレンジジュースに要注意
車酔い対策でガムや飲み物を用意する人は多いですが、柑橘系には注意してください。
柑橘系は乗り物酔いを増幅することが多いです。
特に注意したいのがオレンジジュース。
爽やかな気分にしてくれそうですが、逆効果です。
飲むならジンジャエールかコーラにしましょう。
気分が悪くなってきたら
最後に、気持ちが悪くなってからの対処法です。
横になると楽になるのはご存知だと思いますので、それ以外で効果的な方法を紹介しましょう。
・おでこ、首筋、耳を冷やす
乗り物酔いというのは、自律神経が乱れている状態。
この乱れを解消する簡単な方法が、頭を冷やすことなのです。
冷却シートがあれば一番ですが、冷たいペットボトルでも対処できます。
おでこだけでは効果が低いので、首筋や耳なども冷やしましょう。
冷やすと気持ち悪さがスーッと引いていきますよ。
氷があれば、効果はもっと上がります。
ゆっくり口の中で氷を転がすだけで、かなり予防できますよ。
もちろん、酔い止めを飲むのは忘れずに。
なぜか酔い止めを飲むのを面倒くさがる人が多いですが、もったいない。
最近の酔い止めは進化しているので、効果がないと思いこんでいる人は損です。
ぜひ試してくださいね。