コーヒーを飲んだ後、のどに違和感が…
イガイガするような、詰まったような変な感じ。
私はずっとこの症状を感じていたのですが、先日ようやく正体が判明しました。
人間ドックで検査した結果、逆流性食道炎だったのです。
今回は主治医の先生から聞いた、コーヒーと喉の違和感の関係について詳しくお話したいと思います。
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スポンサーリンク逆流性食道炎の可能性大
主治医の先生が言うには、コーヒーは胃を刺激しやすい飲み物なのだそうです。
胃が刺激を受けると胃酸が出やすくなります。
たくさん胃酸が出たときに、色々な条件が重なると食道に逆流しやすくなります。
これが慢性化したのが逆流性食道炎。
のどがイガイガする人は胸焼けを感じることもあるのではないでしょうか。
ゲップが出やすい人もいると思います。
・喉の違和感
・胸焼け
・ゲップ
これらはすべて、逆流性食道炎の典型的な症状です。
コーヒーによる逆流性食道炎を防ぐ方法は、2つ。
・飲む量を減らす
・飲み方を工夫してリスクを減らす
飲むのをやめるのは避けたいですよね。
大丈夫、リスクを減らす方法も主治医の先生に聞いてきましたよ。
ちょっとしたことを変えるだけで、のどの違和感がかなり減るはずです。
飲む時の姿勢は大丈夫?
まず最初に確認してほしいのが、飲む時の姿勢です。
猫背になると胃が圧迫されて、胃酸が逆流しやすくなってしまいます。
コーヒーって、何かしながら飲むことが多いですよね。
自分が気がつかないだけで、かなり猫背になっているかもしれませんよ。
・パソコン
・テレビ
・新聞
・本・雑誌
・ゲーム
こういうものを見ながらコーヒーを飲んでいる人は、ほぼ100%アウト。
猫背になっていない人のほうが珍しいです。
私はよくスマホをいじりながらコーヒーを飲んだり、パソコンで仕事しながら飲むことが多いです。
改めて考えると、確かに猫背になっていました。
特に気をつけたいのがスマホです。
猫背になっている人、多いですよ。
スマホホルダーやスタンドを上手に使いながら、背筋を伸ばす意識をすること。
これだけで全然違います。
飲んでいる最中だけではなく、飲み終わった後もしばらくは猫背厳禁です。
背筋を伸ばす癖をつけるには、マメに意識するしかありません。
まずはコーヒータイムだけでも背筋を伸ばしてみませんか。
そのコーヒー熱すぎない?
2つ目に注意してほしいのが、熱さです。
コーヒーに限った話ではありませんが、熱い食べ物や飲み物は胃を強く刺激します。
胃酸過多になりやすく、逆流も起こりやすくなります。
熱々のコーヒーを飲みたい気持ちも分かりますが、グッとこらえてください。
口の中で転がしながら、味わって飲むと良いですよ。
コーヒーはゴクゴク飲むものではなく、味わって飲むもの。
セレブになったつもりで、優雅に飲むイメージでしょうか。
もちろん、姿勢も忘れずに。
脂肪分が多いスイーツは悪化の原因に
あなたはコーヒーを飲む時、何か一緒に食べていませんか?
もしかすると、のどの違和感を増す原因になっているかもしれません。
脂肪分が多い食べ物を食べすぎると、胃酸が大量に出てしまいます。
逆流性食道炎のリスクも高まります。
私の場合、アーモンドチョコやクッキーが大好き。
コーヒー1杯で市販のクッキーやアーモンドチョコ1箱ぐらいなら平気で食べます。
主治医の先生が言うには、アーモンドチョコ1箱は食べすぎ。
「量を減らすべし!」…とのことでした。
とほほ。
スイーツ好きではない人も注意が必要です。
脂肪が多い食事ばかりしている人は、逆流性食道炎のリスクが上がります。
特に食後にコーヒーを飲む人は、食事内容が高脂肪食に偏っていないか見返してくださいね。
コーヒー+タバコもダメ
昔ながらの喫茶店に行くと、コーヒーの香りとタバコの煙はセットですよね。
タバコもよくありません。
タバコは胃を強く刺激するので、胃酸が過剰に出てしまう原因になります。
タバコは百害あって一利なし。
飲み方を変えたらマシになったよ
いかがでしょうか。
私の場合は、飲む時の姿勢を気をつけるだけでも違いました。
スマホや新聞などを読みながらコーヒーを飲む人は、自分で思っている以上に猫背になっていますよ。
背筋を伸ばして飲むのを意識し始めてから、腰痛も減っています。
思わぬラッキーです。
これからもずっとコーヒーを楽しむために、できることから改善してくださいね。