インパチェンスと言うと、色鮮やかで美しい花のイメージがありますよね。
インパチェンスの花言葉を調べると「鮮やかな人」「強い個性」なんですって。
鮮やかな人というのは、花の美しさからイメージされた言葉。
これは納得できます。
では「強い個性」ってなんでしょうか?
確かに美しい花ですが、個性ならヒマワリのほうが上な気がします。
チューリップだって、他の花に比べると個性が強いですよね。
なぜ強い個性が花言葉になったのか。
どんな意味が込められているのでしょう?
調べると、インパチェンス本来の魅力が由来であることが分かりました。
野生のインパチェンスが由来だった
インパチェンスの強い個性の由来とは?
詳しく調べてみると、インパチェンスの野生の姿が由来になっているようです。
YouTubeで見つけたこちらの動画をご覧ください。
野生のインパチェンスを撮影したものです。
インパチェンスは日当たりの良い涼しい場所で育てると美しい花を咲かせます。
日陰にも強いです。
日本の夏は暑すぎるので、庭に植えるなら日陰のほうが育ちやすいイメージのある花ですね。
本来はこの動画のように、高原に咲く花です。
厳しい風雨にも負けず、花を咲かせることができるのです。
寒さや悪天候にも負けず、花畑を作ることができるインパチェンス。
繁殖力も高く、条件さえ整えばどんどん増えていきます。
日当たりが悪い、大きな木が生い茂った場所で繁殖することもありますよ。
悪条件でも花を咲かせる姿は、インパチェンスらしいですね。
このたくましさ。
そして美しさ。
この2つが揃うインパチェンスを見ると「強い個性」という花言葉に違和感はなくなります。
少しぐらいの逆境でもめげない。
そして美しい。
インパチェンスに魅力を感じる人が多いのも納得です。
他にも「個性的」が花言葉の花はある?
花言葉に個性的という意味がある花。
インパチェンス以外にもありました。
例えばバンダという花。
ランの仲間で、とても個性的な花を咲かせます。
大きくて美しい花を咲かせるのですが、寒さに弱いので日本ではあまり普及していません。
17℃を下回ると、弱ってしまいます。
もう一つ、個性的という花言葉を持つ花があります。
アメリカデイゴです。
鮮やかな赤い花が個性的ですね。
木に咲く花で、こちらも寒さに弱いのが特徴です。
個人で栽培するには冬の対策が大変。
美しい花なのですが、育てるのには手間がかかります。
気がつけば増殖することもある
インパチェンスは本来、高地で繁殖する花です。
そのため、日本の夏は暑すぎるようですね。
放置しておけば勝手に増殖するインパチェンスですが、日本の南向きの庭では増殖しにくいと思います。
少し日当たりが悪い北側の庭やフェンス際などは、気がつけばインパチェンスだらけになることも…
繁殖力の高さは、どくだみといい勝負です。
どくだみとインパチェンスはどっちが強い?
日陰に強い花といえば、どくだみですよね。
私の庭の北側で、どくだみとインパチェンスを両方植えてみました。
結果は、どくだみの圧勝です。
地下茎が伸びてしまうと、さすがのインパチェンスも分が悪いみたいです。
ほったらかしだったので、夏場の暑さで弱ってしまったのも一因かもしれません。
どくだみ対策にインパチェンスを植えるなら、マメにお世話する必要があると思います。
私はどくだみも好きなんですけどね。
どくだみの花言葉も、とってもロマンチックなんですよ。