薬剤師の人が転職を考える。
きっかけは様々ですが、人間関係が理由だという人が多いです。
特に調剤薬局は狭い人間関係なので、息が詰まります。
私の友人もそうでした。
人間関係に疲れて、ドラッグストア→調剤薬局→メーカーへと転職したのです。
今の職場の人間関係に疲れたから出たい。
でも、次の職場の人間関係が良いか分からないと不安。
そんな人のために、転職を2回経験した友人から聞いた「見分けるポイント」をご紹介します。
電話応対でチェック
「あの調剤薬局に応募したいけど大丈夫かな…」
調剤薬局の人間関係は外から分かりにくいですよね。
いきなり現場に行って観察するのはハードルが高いです。
まずお手軽なのは、電話応対をチェックすること。
直接問い合わせてみてみると、意外と見えてくるものがあるんですよ。
少なくとも電話に出た人の態度や話し方は分かります。
他にも、なんとなく感じるものがあるはずです。
人間関係が悪い職場にいると、気分が落ち込みますよね。
電話対応への影響もゼロではありません。
職場の雰囲気が悪くなると、じっくり一人のお客様に対応できない場合がよくあります。
私の友人は、花粉症の薬と他の薬の飲み合わせについて問い合わせてみたそうです。
何度も問い合わせたら迷惑ですが、一度ぐらい電話してみるのも有効な手段だと思います。
面接時の挨拶でチェック
就職する前に堂々と中に入れるのが、面接の時。
このチャンスを見逃す手はありません。
まず、1番大事なのが挨拶。
あなたの挨拶に対して、そこで働いている人たちがどんな態度を示すのかチェックしましょう。
人間関係を悪くしてしまう人は、お客様以外への対応が投げやりです。
新人候補として面接を受けに来たあなたに対しても、丁寧な対応はしないでしょう。
挨拶できる状況なのに無視したり、無愛想な対応をしてくる人がいたら黄色信号。
苦労するかもしれません。
職場は整理されているか
面接時に職場にお邪魔した際、参考になるのが事務スペースの雰囲気です。
事務机や休憩スペースなど、職員だけが使う場所は綺麗に整理整頓されているでしょうか。
できていないなら、要注意。
人間関係が悪い職場は、従業員用のスペースが荒れる傾向があります。
不思議なもので、人間関係と部屋の散らかり具合は高確率で連動するんです。
お客様が来るスペースは綺麗にできるのですが…
もちろん、100%断定できるわけではありません。
でも、覚えておいて損はないポイントだと思います。
設備も見分けるポイントになる
先ほどの整理整頓とも関係する話ですが、調剤薬局の設備を見て分かる場合もあります。
ここでいう設備とは、例えばこういうもの。
・パソコン、机、ソファなどの備品
・事務スペースの壁紙
・窓ガラス
面接を受ける際、職場に置いてあるものをよく見てみましょう。
ボロボロのまま放置してあったり、薄汚れて見えるようなら要注意。
いい労働環境とは言えないかもしれません。
転職サイトの個別面談であれを聞け
いかがでしょうか。
人間関係は入ってみないと分かりにくいものです。
でも、入る前から感じ取れるものもあります。
よく観察してみましょう。
ただし、今まで紹介した4つのポイントには明確な基準がありません。
全てあなたの勘で判断することになります。
さすがにこれだけでは不安ですよね。
でも大丈夫。
もう少し客観的に判断する方法もあります。
その方法は「転職サイトの個別面談で聞いてみる」こと。
これが1番確実かもしれません。
例えば「ここの薬局が前回求人を出したのはいつですか」と聞いてみてもいいでしょう。
もっと率直に聞いても大丈夫です。
私の友人はファルマスタッフを利用して転職したのですが、担当者に「ここって、人間関係大丈夫ですか?」とストレートに聞いたそうです。
もちろん、担当者も薬局の外部の人間です。
完全に人間関係を把握しているわけではありません。
でも「人の入れ替わりが激しい」とか「年中求人を出している」という情報は掴んでいます。
これって貴重なデータだと思いませんか?
いい労働環境なら、人が定着しやすいはずですよね。
離職率が高いところは何かあるんじゃないか…
データをもとに、ある程度予想することができます。
転職サイトの個別面談では、そういう突っ込んだ話をしても良いんです。
ネットの求人情報を見るだけでは絶対に分からないですから、どんどん聞いてみましょう。
ちなみに、転職サイトの個別面談ではどんなことが聞けるのか?
詳しくは「ファルマスタッフの個別面談ってどんな内容?友人の体験談」をご覧ください。