新しい掃除ロボット「Take-One N1 Plus」を購入しました。
そこで今回は、私が10年間使い続けた「ルンバ780」と比較しながら、口コミだけでは分からない細かい点をレビューしていきます。
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スポンサーリンクなぜTake-One N1 Plusを購入したのか
レビューの前に、なぜTake-One N1 Plusを購入したのかについて簡単にお話します。
選んだ理由は、安さと楽天ポイントの還元率の高さです。
私が購入したときは、20%ポイントバックキャンペーン中だったので、思いっきりポイントに釣られちゃいました(笑)
あと、販売会社が日本の会社というところも安心感がありました。あ、ちなみにTake-One N1 Plus自体は中国製でした。日本製ではありませんでした。
このようにフワッとした理由が多かったのですが、結果的には買って満足しています。では、具体的なレビューに入りましょう。
大きさについて
まず最初は大きさについて触れておきます。
上の写真はルンバ780とTake-One N1 Plusを並べた様子です。パッと見たところのサイズはほぼ同じですね。
でも厳密に比べてみると、Take-One N1 Plusのほうが少しだけ薄くてコンパクトです。ルンバでは入れなかった椅子の足の間にも入れていましたからね。
タイヤの動きがなめらか
Take-One N1 Plusを動かしてみて、まず最初に気に入ったのがタイヤの動きがなめらかなな点です。
ルンバ780と比べると、明らかになめらか。フローリングを走るとき、タイヤがゴロゴロする感じがかなり軽減しました。
騒音について
騒音については、Take-One N1 Plusのほうが静かだと感じました。Take-One N1 Plusの吸引力は静音・標準・強力と3段階選べるのですが、標準でもルンバ780より静かです。
個人的な感想になりますが、静音モードについては在宅ワークしていてもそれほど気にならないレベル。
さすがにWeb会議とかは無理ですけど、普通にパソコンに向かって作業するぐらいなら、私の場合は大丈夫でした。
行動パターンが大きく違う
ルンバ780とTake-One N1 Plusでは、掃除中の行動パターンが大きく違います。
ルンバ780の場合、40以上の行動パターンから選んで、ランダムに動き回って掃除していました。
一方、Take-One N1 Plusは弓形走行です。
まるで雑巾がけをするように、直線的に壁から壁に走り、部屋をまんべんなく掃除してくれます。
すごく真面目というか、きっちりしてる感じ。気まぐれなルンバ780とは、正反対の印象ですね。
ちなみに、Take-One N1 Plusの場合、壁に沿って掃除するエッジモードや一部分を重点的に掃除するスポットモードもあります。あまり使いませんけどね。
コードを巻き込む力がちょっと強い
ルンバ780と比べると、Take-One N1 Plusはブラシがしっかりしているように感じました。
端っこのホコリをかきだしてくれるという意味では助かるのですが、Take-One N1 Plusのほうが、ルンバ780よりもコード類を巻き込みやすい点には注意が必要です。
家電のコード類を放置している人は、フックで壁に沿わせるなど、何らかの対策は必須だと思います。
段差はどれぐらい乗り越えられるか
部屋だけじゃなく、廊下も掃除してほしい人にとって気になるのが、ドアの段差。
確認してみると、上の写真のような引き戸用の1cmぐらいの段差なら乗り越えられました。
でも、下の写真の開き戸の段差は無理でした。
開き戸の段差は構造がちょっと複雑なので、乗り越える際に引っかかりやすいようです。
家具への当たりの強さ
掃除ロボットというと、家具にぶつかりながら掃除するイメージがあります。
ちょっと主観的になりますが、家具への当たりの強さはTake-One N1 Plusのほうが優しい気がします。
ルンバのときは、家具にぶつかるとき「ドン!」という音がしていました。Take-One N1 Plusのほうは、ドン!というよりも「トン…」という感じでしょうか。
ゴミの出しやすさ
掃除ロボット選びでは、ダストボックスの使い勝手も大事なポイントです。Take-One N1 Plusのダストボックスは、上の蓋がガバッと大きく開く構造です。
シンプルですがゴミを捨てやすくて気に入りました。
そして、フィルターが上の蓋についているのもいいですね。フィルター掃除が楽です。
ちなみに、私が購入したときにはフィルターを掃除するためのブラシや、交換用フィルターも付いていました。
水拭き機能の使い勝手
Take-One N1 Plusには水拭き機能が付いています。
正直、水拭き機能についてはちょっと面倒なことが多くて、個人的には今後あまり使わないと思います。
特に気になったのが、カーペットのある部屋を水拭きする場合。
Take-One N1 Plusは水拭き中でもカーペットに突撃しちゃうので、カーペットに入らないように見守る必要があります。
ずっとそばで見ていなければいけないのは、面倒ですね。カーペットがない部屋なら放置でいいのですが。
そして、何より、水拭き機能を使うには、通常のダストボックスから2in1ダストボックスに入れ替えて、水拭き用モップを装着する必要があります。
この作業が地味にめんどくさい(笑)
なお、2in1ダストボックスはホコリを集めるスペースと、水をためておくスペースが内側で仕切られていいます。
ホコリを吸い取ったあと、すかさず水拭きしてくれるという点は優秀ですね。
でも、部屋の端の方は水拭きできません。ホコリはブラシでとってくれますが、モップは端まで届きませんから。水拭き機能は、あくまでもオマケ程度と思っておきましょう。
ちなみに、amazonで購入する場合、水拭きする際に必要な2in1ダストボックスは別売りのようです。(2022年5月現在)水拭き機能を使いたい場合は注意してください。
掃除シートは装着できない
水拭きできるなら、お掃除シートも装着できるかなと思って試してみたのですが、無理でした。
Take-One N1 Plusの場合、ダストボックスに形にピッタリ合う水拭き用モップが用意されてます。
装着はマジックテープで行うので、市販の掃除シートをそのままくっつけることはできません。
ルンバのエントリーモデルから乗り換えるならおすすめ
Take-One N1 Plusは、マッピング機能など、高機能モデルのような高度な機能はありません。
決まったパターンに沿って、まんべんなく部屋を掃除するタイプのシンプルな掃除ロボットです。
でも私個人としては、満足しています。
毎日快調に掃除してくれてるし、ホコリを集める能力も十分にある。カーペットにからまった毛も、かなり取ってくれます。
ルンバ780のようなエントリーモデルから買い替えるなら、十分に満足できるはず。シンプルで安い掃除ロボットを探している方は、ぜひチェックしてみてください。