我が家には古い照明器具があります。「ナショナル インバーターストロング 蛍光灯HN3815」という、和室用の照明器具です。
古すぎるせいか、今売ってる丸形の蛍光灯(32形+40形)に交換しても、上手く点灯しません。
今回は、そんな古い照明器具で悩んでいる方に向けて、照明器具ごと自分で交換してみた話をご紹介します。
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スポンサーリンク照明器具ごと交換を選んだ理由
いろいろと調べてみる前は、普通に蛍光灯だけ交換する予定でした。
でも結局、以下の3つの理由で照明器具ごと交換したほうがよいという結論に至りました。
- 適合する蛍光灯を調べても、情報が少ない
- 照明器具にも寿命がある
- 照明器具の交換は意外と簡単そうだし、安い
古い照明器具って、インターネットが普及する前の時代のものだから、情報を得るのが大変です。
インバータ式に合う蛍光灯がどれなのかという単純な問題も、私の調査力ではすっきりと解決できなかったんですよ。
そもそも適合する蛍光灯が手に入ったとしても、照明器具にも寿命があるし、次に点灯しなくなったらまたオロオロすることになる可能性大。
そして最大の理由が、照明器具ごと交換するのは意外と簡単そうだということ。
費用的にも大したことはないということで、素人ながら交換に挑戦することにしました。
新しい照明器具はパナソニック パルックLEDシーリングライト
新しい照明器具として選んだのは、パナソニックの「パルックLEDシーリングライト LE-PC08D」という製品です。
YouTubeに、我が家と同じ照明器具と交換している公式動画が上がっていたんですよ。
これを見ると、すごく簡単そうですよね。
値段は、私が購入したときはamazonで7千円ちょっとで買えました。気になる方のためにリンクを貼っておきますね。
でも、この動画を見てもまだ不安を感じる人もいると思います。
「素人でも動画のように簡単に交換できるのか?」
ここからは、実際にやってみた手順をご紹介していきます。
照明器具を取り外す
まずは最初にして最大の難関、取り外し作業です。
天井の根元にある、黒いパーツに注目してみてください。
この黒いパーツはただのカバーで、下に引っ張ると簡単にずらせました。
我が家の場合、照明器具は両サイドの金属棒で吊り下げているので、この時点では照明器具が落ちてくることはありません。
次に、黒いカバーの中から出てきたパーツの指示に従い、ボタンを押しながら接続部分を外します。
そしていよいよ、照明器具本体の取り外しです。
本体を吊り下げている金属棒は、両端がフックのような形状になっています。いきなり天井に近い側を外すのは難しいので、まずは本体と接する下側のフックから取り外しましょう。
照明器具本体を取り外したら、残った金属棒を取り除きます。
これで取り外し作業は終了です。
これで天井には角型引掛シーリングといわれる、プラスチック製のパーツが残りました。
吊り下げ用の黒い金属の土台も残っていますが、このままでも作業に影響はなさそうだったので放置しています。
パルックLEDシーリングライトを取り付けてみた
取り付け作業の様子もご紹介します。
まず、角型引掛シーリングに、付属の丸いアダプタを取り付けます。差し込んで右に回すだけで、簡単に取り付けられました。
次は、いよいよライト本体の取り付けです。
これも簡単でした。ライト本体のラベルとアダプタの丸印を合わせて、押し上げれば設置完了です。
押し上げるだけでいい、というのがポイントですよ。
amazonの口コミを見ると「グラつく」と言っている人が多いですが、これは取り付けが不完全な状態ですね。
説明書を見ると、仮保持状態という表現があります。
ライト本体を押し上げて設置したあと、ライト本体を右側に回すとロックが解除されてしまうのです。
つまり、取り付ける際にライト本体を回してしまうと、ロックが解除された不完全な状態になるのです。回したくなるんですが、我慢我慢。
無事にライトが点灯しました。
めでたしめでたし。
古い照明器具は粗大ごみになる
最後に、ひとつ注意点があります。
古い照明器具の後始末です。
照明器具って、意外と大きいんですよ。
45Lのゴミ袋には入らないぐらいのサイズがあって、びっくりしました。
処分方法は自治体ごとにルールが異なりますが、ほとんどの場合は粗大ごみ(大型ごみ)扱いになるでしょう。一般的な不燃ごみとして出すのは難しいサイズです。
我が家の自治体では事前予約のうえ、有料で処分という形でした。
ただ、回収してくれる曜日が決まっていて、すぐには取りに来てくれないのです。
しばらくの間、すごく邪魔でした。作業したあとのことを考えておけば良かったなあ。
私のような失敗をしないよう、照明器具を交換する際は、粗大ごみの収集日も事前にチェックしておいてくださいね。