台風の後の布団干しはダメ！４つの理由とは

あなたは台風の後に布団を干していませんか？

実はこれ、良くありません。

久しぶりの青空。

気持ちよく晴れたので干したいところですけど…台風直後は逆効果になる可能性が高いのです。

なんでダメなのか？

理由について詳しく解説します。

布団が湿気を吸っちゃう

台風の後に干してはいけない最大の理由は湿度です。

本来、布団を干す時なら湿度４０％前後が理想。

高くても湿度６０％以下でなければ、布団が湿気を吸ってしまう可能性が高くなります。

台風通過後は、湿度が７０％以上になることがほとんど。

干して乾かしているつもりが、逆に布団を湿らせてしまいます。

これではダニ・カビが増えるのを手助けしているのと同じです。

布団の湿気を甘く見てはいけません。

特にカビが増えてしまうと怖いですよ。

カビ単体でも鼻炎や皮膚炎の原因になりますが、問題はカビを好んで食べるダニがいることです。

さらに、チャタテムシなどカビを好む害虫も寄ってくるかもしれません。

わざわざ干しても損するばかり。

だから台風の後の布団干しはダメなんですね。

風で布団が飛んで事故発生

台風の後でも、たまには湿度が高くならない場合もあります。

湿度が高くないなら干してもいい？

私はおすすめしません。

なぜなら、台風の後は風が不安定だから。

予想外の強風で布団が飛んでしまう可能性があるので、干すのは危険です。

布団が飛んで事故になるケース、珍しくありませんよ。

例えば2014年には、加古川市で山陽新幹線の線路上に布団が飛ばされたことがありました。

（この事故は台風直後ではありません）

事故が起こってから後悔しても遅いです。

虫も台風後は元気

台風の後の布団干しがダメな理由。

３つ目は虫です。

台風の後に元気になるのは人間だけではありません。

虫も活発に動き回ります。

蛾や羽アリなど、普段は見かけない場所に虫がやって来ることはよくあります。

私は過去に、布団にカマキリがひっついていたことがありましたよ。

驚きすぎて血の気が引きました…

小さい虫はすぐ増えるから、部屋の中に入ると大変です。

少なくとも、台風が過ぎてから２日は空けて干しましょう。

ベランダの汚れに注意

台風後に無視できないのがベランダの汚れです。

台風の後は予想以上にベランダが汚れます。

手すりに付着する汚れなら対処できますが、問題は外壁に付着した泥汚れ。

直接ベランダに干している人は、布団に汚れがくっついてしまいます。

布団スタンドで干している人も、掃除するのを忘れずに。

布団に汚れがつくと取れにくいので、布団を干すなら軽く拭き掃除しておきましょう。

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