お掃除シートって便利ですよね。
でも、使い方を間違えている人が結構いるって知っていますか?
例えば、ドライシートを濡らして使っている人。
ウエットシートは高いから、ドライシートを濡らして使えば節約になる…と思っているなら大間違い。
もったいない!
ドライシートを濡らすと、掃除効果が半減するのです。
その理由についてお話したいと思います。
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スポンサーリンクドライシートを濡らすと効果半減
ドライシートを濡らすとなぜダメなのか?
理由は、ドライシートに使われている成分です。
ドライシートは単なる使い捨ての布ではありません。
ホコリやゴミを吸着する「流動パラフィン」が使われているのです。
ササッとホコリが取れるのは、流動パラフィンが吸着してくれるから。
この流動パラフィンの効果を最大限に発揮するためには、水は邪魔になります。
水拭きするとゴミがいっぱい取れる気がしますが、逆効果。
ゴミの取り残しが多くなってしまいます。
流動性パラティンって何?
そもそも流動パラフィンって何?
簡単に言えば、粘り気が少ない油の一種。
ホコリやゴミをギリギリ吸着するぐらいの、絶妙な粘り気を持った油です。
触ってもベトベトしないから、使い勝手がいいんですって。
人体に無害で無色無臭なので、掃除シート以外にも色々な場面で使われていますよ。
精密機械の潤滑油
軟膏の基礎剤
化粧品の原料
他にも食品添加物やヘアオイルに使われることがあるので、毎日触れている人も多いのではないでしょうか。
かなり身近な成分です。
ウエットシートは成分が違う
では、ウエットシートの成分も確認してみましょう。
ウエットシートの成分表を見ると、ほとんどの場合界面活性剤やエタノールが使われています。
界面活性剤:油汚れを浮かせる
エタノール:除菌
役割としては、こんな感じです。
ウエットシートはホコリ除去よりも、床にこびりついた皮脂汚れや食べこぼしを掃除するのが得意。
除菌と合わせて清潔感を上げるものなのです。
ただし凸凹した立体型シートなら、繊維に引っかかるからホコリも取れます。
このように、ウエットシートは単にドライシートを濡らしたものではないのです。
効果的な使い分け方
いかがでしょうか。
ドライシートを濡らすのは逆効果。
目的に合わせて使い分けるのが賢い方法です。
ウエットシート:皮脂汚れ・食べこぼし汚れ+除菌
寝室ならドライシートがおすすめ。
台所や食卓周辺はウエットシートがいいかもしれません。
徹底的に掃除したい人は、ドライシート→ウエットシートの順番で掃除するとピカピカになるはず。
間違った使い方をしている人がいたら、教えてあげてくださいね。