今日は、超音波式の猫よけについて取り上げたいと思います。
前回木酢液の猫よけ効果の記事を掲載したところ、こんな質問が届きました。
確かに、家に赤ちゃんがいるなら気になりますよね。
赤ちゃんの体調が悪くなったら大変です。
そこで今回は、メーカー(販売業者)に直接問い合わせてみました。
聞こえる可能性はあるのか?
聞こえたとしたら、健康に影響があるのか?
調査した結果をお話します。
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スポンサーリンクガーデンバリアの回答
まずは問い合わせた結果をお伝えしたいと思います。
今回問い合わせたのは「ガーデンバリア」の株式会社 ユタカメイク。
このような回答が届きました。
また個人差がございますが、ご自宅内でも聴こえる事でストレスを感じるかもしれません。
お子様の様子を見ていただき、そのような場合はご使用をお控えいただければと思います。」
聞こえる可能性はある…ということですね。
私はこの回答を見て、ちょっと不思議に思いました。
なぜなら、超音波は人に聞こえないから超音波と呼ばれるのです。
人に聞こえたら、ただの高音です。
そこで詳しく製品について調べてみると、なぜ聞こえるのか原因がわかりました。
超音波式の猫よけ特有の事情があったのです。
猫よけの仕様に謎を解くカギが!
まず、超音波の定義について確認しておきましょう。
さて、ここからが謎解きです。
超音波は人に聞こえない。
それなのに、なぜ聞こえる人がいるのか?
答えは製品仕様で見つかりました。
代表的な2つの猫よけグッズの周波数を調べると、周波数に幅があるのです。
番人くん:15kHz~60kHz
この2つの猫よけグッズ。
低い方の周波数は20kHzを下回っていますよね。
そう、超音波式の猫よけの音には「超音波の一歩手前の高音」も含まれるのです。
耳がいい人なら、20kHz以下なら音が聞こえるでしょう。
このように、猫よけグッズの多くは音の周波数に幅を持たせて変えることができます。
ガーデンバリアのように、ランダムで勝手に周波数が変わる製品もあります。
なぜ周波数に幅を持たせているのか?
超音波式の猫よけには、周波数に幅がある。
なぜ周波数に幅を持たせているのでしょうか?
理由は2つです。
・猫の聴力にも個性がある
毎回同じ音だと、猫が音に慣れて警戒心が働かなくなる恐れがあります。
また、人間に個性があるように猫にも個性があります。
耳が鈍感な猫なら、周波数を下げないと気づかないこともあるんですって。
「猫の個性に合わせつつ、猫よけ効果を持続させる」
猫よけ効果を高めるためには、一つの周波数だけでは不都合なようです。
赤ちゃんに優しい超音波式猫よけの選び方は?
それでは最後に、赤ちゃんに影響しない猫よけの選び方を紹介したいと思います。
赤ちゃんへの影響を考えるなら、周波数を手動で切り替えられる製品を選ぶのがおすすめです。
基本的に20kHz以上に設定すれば聞こえることはありません。
例えば番人くんの場合、ダイアルを回せば周波数を自由に設定できます。
超音波式の猫よけにも色々あります。
ランダムに周波数が変わる製品は便利ですが、周波数の幅を必ず確認しておきましょう。