弓道は正座ができない人は無理なのか?いや、できる!

弓道って、やったことがない人から見ると未知の世界ですよね。

今回、このような質問が届きました。

「私は怪我の影響で膝が悪く、正座ができません。

弓道部に入りたいのですが、弓道に正座は必須と聞きました。

私では無理でしょうか?」

弓道といえば正座をするイメージがありますよね。

怪我などの事情で正座ができない人はどうなのか?

お話したいと思います。

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正座ができなくても大丈夫!

まず結論から言います。

弓道は正座ができない人でも楽しむことができます。

弓道と正座

確かに弓道では何かと正座をする機会があります。

でも、意外と柔軟に対応してもらえるんですよ。

私の知り合いにも、膝が悪くて正座できない人がいますが弓道を続けています。

安心してください。

試合では正座しない形式が多い

この質問をくれた方は高校生でした。

部活で弓道をするなら、気になるのが試合ですよね。

試合に出場することについても問題ありません。

多くの試合は、正座しない形式で行うことが多いでしょう。

弓道の試合には正座する形式で行うものと、立ったまま行うものがあります。

正座をする形式は時間がかかるので、試合では採用されないことが多いのです。

弓道

万が一正座をしなければいけない形式の試合だったとしても大丈夫。

事前に主催者側に申請すれば正座しなくて済みます。

入部する前に顧問の先生や先輩たちに説明すれば、何の問題もありません。

段もとれるぞ

弓道にも他の武道と同じように、段があります。

弓道をやるからには、有段者になりたいですよね。

初段、弐段、参段…段位は励みになります。

弓道の昇段審査では、基本的に正座を行う形式が採用されています。

でも大丈夫。

立ったままで審査を受けることが可能なのです。

審査申込書を見ると、右下のほうに「受審者連絡欄(立射など)」という項目があります。

ここに朱書きで立射と明記すればOKです。

弓道と正座

弓道の年齢層は他の武道に比べて幅広いので、対応は柔軟です。

膝が悪いと上達しにくい?大丈夫

試合や段をとるのは問題ありません。

ご安心ください。

あと心配があるとすれば…

「正座できない人が、弓道で上のレベルに行けるのか」

やるからには、上達したいですよね。

膝が悪いとどこまで不利になるのか、心配している人もいることでしょう。

確かに弓道は、下半身の安定が大事です。

土台がぐらついては、矢は狙い通りに飛びません。

でも、多少膝が悪くても工夫次第。

膝が悪くて高段者という人もいますし、大会で活躍した人は何人もいます。

2015年の岩手県大会では、病気で車椅子生活になった高校3年生の男子が3位入賞を果たしています。

車椅子

車椅子でも対等以上に戦えるんです。

努力次第で何とでもなります。

高齢者まで楽しめるのが弓道

いかがでしょうか。

弓道は怪我などの影響で正座ができない人でも十分に楽しめます。

ご高齢の人が長く続けているのも、そのためでしょう。

正座ができないからといって、迷う必要はありません。

ぜひ弓道を始めることをおすすめします。

きっと弓道の魅力にハマりますよ♪

>>弓道の初期費用について

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