黒コートのほこり予防法!黒服に糸くずやゴミがついて困っている人へ

以前「黒パンツのほこり予防法」という話をしました。

黒い服はほこりや糸くずが目立ちやすいですよね。

その対策として、

静電気防止スプレーより防水スプレーが良いとご紹介しました。

今回はその続き。

なぜ静電気防止スプレーより防水スプレーのほうが効果があるのか解説します。

本ページはプロモーションが含まれています

スポンサーリンク

静電気防止スプレーの仕組み

静電気防止スプレーの主成分は、界面活性剤やエタノールです。

スプレー

界面活性剤は繊維を滑りやすくする効果があります。

摩擦が少なくなるので、静電気が発生しにくくなるのです。

身近なところではリンスとか。

リンスを使うと、髪がサラサラになりますよね。

あれも界面活性剤の効果の1つ。

静電気防止スプレーも同じ原理を利用しています。

防水スプレーの仕組み

防水スプレーは、繊維にフッ素樹脂やシリコン樹脂をコーティングします。

繊維の表面に薄い膜を作って、水や油汚れをはじくのです。

直接繊維に触れるのを防止するので、摩擦による静電気も減ります。

ただし、静電気を防止するには丁寧にスプレーする必要があります。

私が防水スプレーをおすすめする理由

静電気防止スプレーがあるのに、なぜ防水スプレーを使うのか?

確かに即効性は静電気防止スプレーが上だと思います。

でも長期的な効果はどうでしょうか?

静電気防止スプレーの弱点は持続時間です。

界面活性剤の効果は時間がたつと低下します。

マメにスプレーしないと効果は半減してしまうんです。

防水スプレーの場合は、最低でも1週間は効果が持続します。

そして重ねがけすると効果が上がっていくんです。

ジョガーパンツ

ほこりを寄せ付けないためには、繊維一本一本を丁寧にコーティングする必要がありますよね。

防水スプレーでも静電気防止スプレーでも同じですが、一度のスプレーで全ての繊維を覆うのは不可能。

どうしてもコーティングできない繊維が残ります。

でも2回、3回と回数を重ねていけばどうでしょうか?

短期間で効果がなくなる静電気防止スプレーでは、毎日スプレーしても効果が上がることはありません。

比較的効果が長い防水スプレーなら、前回の効果が残っている状態でスプレーできます。

使うたびに繊維のコーティングが強化されるので、静電気防止に役立つのです。

服にスプレーする場合の注意点

防水スプレーは便利です。

ほこりだけでなく、食べこぼしの汚れからも守れます。

防水スプレーを使う場合の注意点は2つ。

まず1つ目は、絹などドライクリーニングできない衣類には使用できません

商品説明欄に必ず記載があるので、確認してから買ってください。

2つ目は使い方。

ササッと全体にスプレーするだけでは効果がありません。

布にしっかり染み込むぐらいスプレーして、乾燥させるのが正しい使い方。

どの防水スプレーの商品レビューを見ても「効果がない」と言っている人がいます。

そのほとんどが、使い方を間違っているだけ。

しっとり濡れるぐらいスプレーして乾かせば、どの防水スプレーでも効果はあります。

ウールのアウターこそ使うべき

ウール素材のアウターの人気が年々高まっていますよね。

とてもおしゃれなのですが、ホコリをくっつけて歩いている人が結構います。

これではオシャレが台無し。

ウール素材は摩擦が大きいので、静電気防止スプレーでも間に合わないことが多いです。

防水スプレーで重ねがけを続けるのが1番良いと思います。

ちなみにどの防水スプレーがおすすめなのでしょうか?

「黒パンツのほこり予防法」で紹介していますので、気になる方はご覧ください。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA