毎年大々的に報道されるアカデミー賞。
アカデミー賞といえば、オスカー像ですよね。
ごく限られた人たちしか手にできないオスカー像。
どれくらいの価値があるのでしょうか。
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スポンサーリンク1950年以前のオスカー像の値段
オスカー像の値段は、1950年より前か後かで大きく変わります。
まず、1950年よりも古いオスカー像の場合です。
2012年に15個のオスカー像がオークションにかけられたのですが、合計で306万89ドル(当時のレートで約2億4800万円)で落札されました。
一番高かったオスカー像で、58万8455ドル(当時のレートで約4800万円)。
1941年受賞
『市民ケーン(Citizen Kane)』の脚本家
ハーマン・マンキーウィッツのオスカー像でした。
イメージどおり、かなり高額で取引されていますね。
オスカー像は希少性が高いので、お金のあるコレクターにとっては憧れの像なのです。
1950年以降のオスカー像の値段
では、1950年から現在までのオスカー像の値段は?
答えは、1ドルです。
え!?って思いますよね。
正確には、1950年以降のオスカー像は売買が禁止されていて、売却した場合は盗品扱いになり、映画芸術科学アカデミーが1ドルで回収してしまうんです。
知らずに買ってしまった場合は、かなり悲劇的なことになってしまいます…。
その悲劇の人で有名なのが、マイケル・ジャクソン。
「風と共に去りぬ」の作品賞のオスカー像を150万ドルで落札した後、1ドルで没収されてしまいます^^;
日本で有名なのが、なんでも鑑定団に出演したこちらのオスカー像。
1960年の作品なので、当然鑑定額は1ドル。
視聴者は本物なのに1ドルという評価額で騒然としたことでしょう。
ちなみにこの出演者は300万円で買ったそうですが、映画芸術科学アカデミーに見つかると回収されちゃいますね^^;
オスカー像の製造費用
こんな高値で取引されるオスカー像。
製造コストはどれくらいでしょうか。
オスカー像は錫と銅の合金製。
純金ではなく、24金メッキでできています。
製作期間は3~4週間程度。
製造費は約400ドルだと言われています。
ただし、オスカー像は作品によって一つ一つデザインが変わるので、お金がかかっているものもあります。
例えば、ディズニーが白雪姫で獲得したオスカー像。
7人の小人をモチーフにしたオスカー像になっています。
なかなかおもしろいですよね。
こうした細かなデザインの違いもあるので、コレクターはますます憧れてしまうのですが…
お金があっても手に入らないオスカー像。
購入をもちかけられたら詐欺ですのでご注意を^^;