窓枠の木が結露による劣化でボロボロ!表面を剥がして塗装・補修してみた

ある日ふと気づくと、窓枠の木がボロボロに!

どうやら、紫外線や結露の影響で劣化が進んでいたようです。

私はDIYは不慣れですが、自力で補修することにしました。

塗装なんてしたことがない人でもできる方法なので、ぜひ参考にしてみてください。

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用意するもの

まず最初に、私が窓枠の塗装・補修に使ったものをご紹介します。

・ドライヤー

・水性塗料

・布orハケ

・マスキングテープと新聞紙(汚れ防止用)

なぜドライヤーが必要なのか?

窓枠の木の表面の保護シートをドライヤーで熱している様子

用意するものの一番目にドライヤーと書いていますよね。

実は窓枠の木の表面って、塩ビの保護シートで覆われていることが多いのです。

窓枠をきれいにするには、まず古いシートを剥がさなくてはなりません。

そのために必要なのがドライヤーです。

窓枠の木の保護シートをドライヤーで熱してから剥がす

ドライヤーで窓枠の表面を熱すると、面白いようにシートが剥がれていきます。

シートを剥がすと、本来の木材の表面が見えてきました。

窓枠の木が劣化でボロボロ!表面を剥がして塗装・補修してみた

木の表面が剥がれていると思いきや、木目がデザインされたシートが剥がれているんですねえ。

もちろん、シートで覆われていない家もあります。

あなたの家の窓枠がどうなっているのか、まず確認しましょう。

さて、古いシートを剥がすだけでも十分にきれいです。

でもこのまま放置すると、紫外線で木が変色したり、結露で腐食したりと、劣化しやすくなってしまいます。

やはり塗装しておくのがおすすめです。

塗料について

窓枠の木の補修する際におすすめの塗料

私のようなDIY初心者にとって、ハードルが高いのが塗料選びです。

私は「カンペハピオ ヌーロ木部用ステイン」という、チューブ入りの塗料を選びました。

(※後日別の塗料を再度塗り直しました、詳細は記事の一番下に追記しています。)

・チューブ入りだから扱いやすい

・布切れやハケで塗り広めげるだけでOK

・失敗しても重ね塗りでカバーできる

・ニオイが少ない

・使用後はすぐ捨てられる

窓枠の木に塗料を直接垂らして、塗り広げるだけ。

特別な準備が必要ないので、初心者向けだと思います。

カラーバリエーションも豊富ですし、使ったあとは捨てやすいのもいいですね。

窓枠の剥がれた部分だけを塗装するなら、70mlチューブ1本あれば十分に足ります。

【塗料の詳細はこちらから】

塗装作業は汚れ防止が大事

窓枠の木が劣化でボロボロ!表面を剥がして塗装・補修してみた

窓枠の木の表面に貼られた保護シートを剥がしたら、いよいよ塗装作業です。

ここで大事なのが、汚れ防止。

特に窓枠の下の壁紙や床には塗料が垂れやすいので、マスキングテープと新聞紙を使ってしっかりと保護しておきましょう。

窓のサッシも忘れずに、マスキングテープなどでカバーしてください。

窓枠の木が劣化でボロボロ!表面を剥がして塗装・補修してみた

カーテンも汚れる可能性があるので、作業前に外しておきましょう。

布切れで塗装する場合の注意点

窓枠の木が劣化でボロボロ!表面を剥がして塗装・補修してみた

今回の塗装作業は筆やハケがなくても、古いハンカチなどの布切れを使って塗ることもできます。

布切れはなんでもよいのですが、タオル生地だと塗料をいっぱい吸ってしまいます。

できれば表面がサラサラとした布がよいですよ。

塗りムラは気にせず全体を一通り塗ろう

窓枠の木が劣化でボロボロ!表面を剥がして塗装・補修してみた

準備が済んだら、いよいよ塗装作業に入ります。

まずチューブから直接塗料を垂らして、全体に塗料を広げていきます。

カンペハピオ ヌーロ木部用ステインを使えば、特に水で薄める必要はありません。

原液のまま直接塗ってOKです。

このとき、塗りムラができてしまうと思います。

でも大丈夫。

塗りムラは重ね塗りしていけばカバーできるので、まずは全体を一通り塗ってしまいましょう。

なお、ハケや布を一つの方向に向かって、ゆっくり塗り進めると比較的うまくいきます。

前後左右にゴニョゴニョと動かすと、写真のように塗りムラが目立ちやすくなるので注意しましょう。

窓枠の木が劣化でボロボロ!表面を剥がして塗装・補修してみた

一通り塗り終わったら、一旦作業終了。塗料が乾くまで1時間程度待ちます。

なお、ハケを使っている方は、作業が終わったらすぐに水洗いしておきましょう。

イメージの色に近づくまで重ね塗り

今回はウォールナット色の水性塗料を選んだのですが、1回ザッと塗るだけでは色が薄いし、ムラも目立ちます。

そこで重ね塗りです。

2回、3回と重ね塗りすると、どんどん色が濃くなるし、色ムラも目立たなくなっていきます。

イメージの色に近づくまで重ね塗りしていきましょう。

塗るたびに乾燥させる必要があるのがちょっと面倒ですが、ひたすら繰り返してください。

こちらが2回目の塗装終了後の写真。

窓枠の木が劣化でボロボロ!表面を剥がして塗装・補修してみた

こちらが3回目の写真です。

窓枠の木が劣化でボロボロ!表面を剥がして塗装・補修してみた

3回も塗ると、かなり濃い色になりましたね。

イメージに近い濃さになったので、これで作業は完了です。

リメイクシートを貼るのもありだけど

今回は水性塗料を使いましたが、木目調のリメイクシートを貼るという方法もありです。

ただし、リメイクシートをきれいに貼るにはコツがいります。

特に窓枠に段差がある場合には、きれいに貼れない可能性があります。

私としては、水性塗料のほうが段差がある場所もきれいに塗れるし、色のイメージが多少違っても重ね塗りすればやり直せるので便利かなと思います。

窓枠がきれいになると気分も晴れやか。

手間はかかりますが難しくはないので、ぜひ挑戦してみてください。

追記:別の塗料で塗り替えました

窓枠の木が結露による劣化でボロボロ!表面を剥がして塗装・補修してみた

後日、少々問題が発生したため「カンペハピオ ヌーロ」の別の塗料で塗り替えました。

ステインではないタイプの塗料で、木目は活かせないものの塗りムラがなくきれいに塗れる塗料です。

前回使った「カンペハピオ ヌーロ木部用ステイン」では、以下の問題がありました。

・私が不器用で、どうしても塗りムラが気になる

・触ると少しベタベタする

塗料自体の問題ではなく、私自身の技術とイメージの問題ですね。

塗り直しで使う「カンペハピオ ヌーロ」は、乾くと表面に皮膜ができる感じで均一にカラーリングできます。

窓枠の木が結露による劣化でボロボロ!表面を剥がして塗装・補修してみた

不器用な私がサッと塗っても、塗りムラなし。

触った感触もサラサラとしていて、イメージどおりに仕上がりました。

ステインのヴィンテージ感も好きだったのですが、きれいに塗れる自信がない人はステインではないほうの塗料がおすすめです。

【詳細はこちらから】
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