ガーデニングのおしゃれな飾りとして使われる車輪。
でもなぜ車輪なの?
よくよく考えてみると、なんだか不思議ですよね。
そこで今回は、車輪がいつから飾られているのか調べてみました。
由来についても調べてみると、思った以上にロマンチックでしたよ。
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スポンサーリンク車輪は愛や幸運のシンボル
まず結論から言います。
ガーデニングで車輪が飾られるのは、車輪が愛・幸福のシンボルだからです。
車輪の歴史はかなり古く、発明されたのは何千年も昔のこと。
そして、古代ローマではすでに車輪が愛・幸福のシンボルとして飾られていました。
さらに西暦110年ごろには、車輪とオリーブの小枝を持った女神がデザインされた「デュポンディウス青銅貨」も発行されています。
でも、ここでちょっと疑問。
なぜ古代ローマでは車輪が愛・幸福のシンボルになったのか?
由来について調べてみると、当時の人々の暮らしぶりに触れることができました。
車輪が愛・幸福のシンボルになった由来
車輪が愛や幸運のシンボルと言われるようになったのには、いくつか由来があります。
- 太陽に似ている(太陽十字・太陽車輪)
- ギリシャ神話の運命の女神
- 豊かさをイメージしやすい道具だった
太陽十字とは、ヨーロッパが新石器時代や青銅器時代のころから使われているシンボルマーク。
太陽の神や普遍性を表しているといわれています。
子孫繁栄の願いが込めれられていたのでしょう。
形が似ている車輪にイメージが受け継がれたとしても、不思議でありません。
ギリシャ神話では車輪が重要なアイテムとして何度も登場します。
その中でも有名なのが、運命の女神テュケー。
ローマ神話のフォルトゥーナ(フォーチューナ)の名前のほうが有名かもしれませんね。
幸運の女神と呼ばれることも多く、絵に描かれるときには必ず車輪を持っています。
車輪は「運命とは良い事・悪い事が巡るもの」ということの暗示。
このようなイメージがあるなら「車輪=幸運のシンボル」と考えるのも自然なことなのかもしれません。
最後に、生活の中で生まれたイメージというのも有力な説です。
車輪は食料や物資を運ぶために使いますよね。
荷車にいっぱいの食料は豊かさや幸福のイメージに直結します。
さらに、車輪を使うには道路を整備する必要があります。
道路が整備されているということは、政治や生活が安定しているということ。
豊かな生活=子孫繁栄=愛・幸福。
神話で車輪が何度も登場するのも、人々の暮らしに密着していたからこそです。
車輪グッズは現代でも人気
インテリア・ガーデニングのオブジェ
現代でも車輪はインテリアやガーデニングのオブジェとして人気です。
例えばこちらの車輪。
置くだけでアンティークな雰囲気があり、ナチュラルテイストの部屋にも合いそうです。
お守り代わりに、庭や部屋に飾るのも素敵ですね。
>>詳細はこちらから車輪のベンチも人気
肘掛けに車輪をモチーフにした飾りがついたベンチ。
このベンチは耐水性に優れた松材を使っているので、庭に置きっぱなしでも安心です。
眺めるだけでもOK。
座ってもOK。
庭のオブジェとしても人気ですが、部屋のインテリア・椅子として使っている人も多い人気のアイテムです。
>>詳細はこちらからタップウィールポット
車輪にポットと蛇口がついたおしゃれなアイテム。
アイアン風なので、木製とはまた違ったレトロな雰囲気を楽しめます。
玄関先に立てかけるだけで、すぐおしゃれに見えるのが魅力。
手軽に車輪を飾ってみたい方に人気があります。
>>詳細はこちらから