空調服についてよく語られる定説に「ワンサイズ大きめのほうが涼しい」というものがあります。
実はこれ、過去の常識。
今は空調服の進化によって、サイズ選びの常識も変わってきているのです。
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スポンサーリンク大きめが涼しいと言われる理由
「空調服=大きめが正解」という常識が生まれたのは、空気の対流と関係があります。
空調服は、服の中に風を通して汗を蒸発させる必要がある。
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ぴったりサイズだと風の通る隙間が少ない
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大きめのほうが風がよく通るから涼しいはずだ!
このような考えから、大きめの方が涼しいという常識が生まれました。
確かに数年前までの古いタイプの空調服では、大きめのほうが涼しいのは事実。
でも大きめを選ぶと、見た目が風船みたいでカッコ悪いですよね。
そうしたユーザーの声を反映して、最新の空調服は進化を遂げているのです。
最新の空調服はぴったりサイズでOK
最新型の空調服は、ぴったりサイズでも十分に涼しく感じるように進化しています。
風を効率よく循環させるための「空気の通り道」が用意されているのです。
例えば「エアーマッスル半袖ジャケットG-5210」の場合、上の写真のように首の部分が立体構造になっています。
実はこれが、「風気路」と呼ばれる空気の通り道。
背中から首の後ろをスーッと空気が通るので、汗がサッと蒸発して体温を下げてくれます。
このような空気の通り道が用意してある空調服なら、ぴったりサイズでも十分に涼しい。
わざわざ大きめを買う必要はありません。
どっちのタイプか見分けるポイント
最新の空調服は、しっかり空気の通り道を考えて設計されています。
ただし、昔ながらの空調服も販売されています。
実際に購入する際には、どちらのタイプなのか見極めなければいけません。
注目すべきポイントは2つ。
- 宣伝文句
- 背中と首周辺の風気路
宣伝文句の中に、以下のような文言があれば空気の通り道付きの空調服だと判断できます。
「空気の通り道があるから涼しい」
「背中風気路」
「空気が効率よく通り抜ける」
宣伝文句に頼らなくても、自分の目で見て判断することも可能です。
背中側に注目してください。
首や背中側に、ポコッと立体的な膨らみが見えればOK。
これが風気路です。
風気路のある・なしで体感的な涼しさは大きく変わります。
空調服を選ぶ際には風量・バッテリー性能にばかり注目しがちですが、空気の通り道も同じぐらい大事です。
空調服をかっこよく着こなすために
これから空調服を買う場合は、空気の通り道(風気路)に注目して最新型を選びましょう。
ぴったりサイズの空調服は見た目もスマート。
かっこよく着こなして、クールに仕事をこなしてくださいね。