電気毛布がホットカーペットの代わりになるって誰が言った?問題多すぎ

最近、電気代節約のために電気毛布をホットカーペットの代わりに使う人が増えています。

でも私はちょっと心配です。

真似したこともあったのですが、問題点がいくつも見えてきました。

なにが問題なのか?

気づいたことをまとめてみました。

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電気毛布とホットカーペットの違い

電気毛布をホットカーペット代わりにするのは危険

電気毛布とホットカーペットの、決定的な違いってなんだと思いますか?

答えはズバリ、生地の固さ

電気代や温度以上に大きな違いがあります。

ホットカーペットは、床に敷くのが前提です。

折り曲げることはできますが、柔軟性はそこまで高くはありません。

山善 ホットカーペット YMM-K404をレビュー

一方の電気毛布。

これはひざ掛けにしたり、羽織ったりする前提で作られています。

そのため、ホットカーペットに比べて生地がとても柔らかいです。

敷く用の電気毛布でも、ベッドの感触を変えないために生地は柔らかくなっています。

私が言う問題点は、この柔らかさの違いが原因になっています。

電気毛布をホットカーペット代わりにするには、ちょっと無理があるのです。

耐久性が問題だ

電気毛布をホットカーペット代わりに使うのは危ない

電気毛布をホットカーペット代わりにすると、気になるのが耐久性です。

もともと電気毛布は、ひざ掛けに使ったりベッドに敷くためのもの。

電気毛布の上を何度も歩くことは想定していません。

そのため、電気毛布は耐荷重がホットカーペットに劣ります。

注意書きを見ると、電気毛布には「上に家具を置かないでください」と必ず書いてあるはず。

ちょっとしたテーブルを置くだけでも断線する可能性が高いです。

一方のホットカーペットには「耐荷重200kg」などの表示があります。

限度はありますが、家具を上に置くことを想定して作られているのです。

電気毛布をホットカーペット代わりにしていると、知らない間に断線したり破れたりするかもしれません。

実際に、年に数件は間違った電気毛布の使い方で火災が起こっています。

設計の意図に合わない使い方をするのは、おすすめできません。

床に敷いてもズレやすい

電気毛布をホットカーペット代わりに使うと問題がある

電気毛布をホットカーペット代わりに使うと、使い心地にも不満が出てきます。

電気毛布の生地は柔らかく、表面はサラサラしています。

床に敷くと、ちょっとした動作でズレやすいです。

毎日位置を修正するのは、面倒ですよ。

つまづきやすいのも気になる

電気毛布をホットカーペット代わりにすると転倒の恐れ

電気毛布はホットカーペットより柔らかく、シワができやすいです。

その上を歩くと、つまづいて転ぶリスクが高まってしまいます。

シワに足を取られちゃうんですね。

怪我をしてから「ホットカーペットにしとけば良かった…」と思っても遅いです。

安全面で考えると、床に敷くならホットカーペットを選ぶべきです。

もっと良い解決法

それでも電気代が気になる人もいるでしょう。

そこで提案があります。

小さいホットカーペットを有効活用してみてはどうでしょうか。

1畳より小さいホットカーペットなら、消費電力は大して変わりません。

例えばクッションサイズの40×40センチなら、1時間あたり0.4円程度。

足を伸ばして座れる40×80センチでも0.8円前後です。

家の中でよく座る場所に限定して、小さいホットカーペットを設置する。

これなら安全に安く防寒できます。

あとは普通の毛布でも羽織れば完璧です。

何度も言いますが、電気毛布をホットカーペット代わりにするのは危険です。

目的に合った製品を使ってくださいね。

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