猫がホットカーペットで爪とぎして、困っていませんか?
下手すると断線によって感電したり、火災の原因になるので無視はできません。
対策が必須です。
そこで今回は、2つの解決策を紹介します。
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スポンサーリンク2つの解決策とは
私が紹介したい解決策は、この2つです。
・上に何か敷く
根本的に爪とぎを予防したい人には、フローリング調(木目調)のホットカーペットがおすすめ。
表面がツルッとしているせいなのか、爪とぎしなくなることが多いのです。
感触の差は大きいようですよ。
フローリング調ホットカーペットの長所は、爪とぎ予防だけではありません。
撥水性が高いものが多いので、上で粗相しても拭き取れるんです。
ホコリや毛も付きにくいし、一石二鳥。
今使っているホットカーペットが数年前のものなら、これを機に買い直すのもありだと思います。
もうひとつの、上に何か敷く。
すでにやっているご家庭も多いと思います。
のちほど、毎年使い捨てする前提で使えるホットカーペット対応のカーペットをご紹介します。
おすすめのフローリング調ホットカーペット
フローリング調のホットカーペットって、値段が高いものが多いです。
その中でも安いものを発見したので紹介しますね。
こちらです。
サイズは、60×110cmのコンパクトサイズ。
表面はビニール加工してあるから、上で猫が粗相しても拭き取れば綺麗になります。
表面温度は45℃。
温度調整はできませんが、このぐらいの温かさなら猫が低温火傷する心配もないでしょう。
ちなみに、電気代は1時間あたり1.5円前後。
ホットカーペットとしては、まずまずです。
値段が多少高くても良いなら、パナソニック製の木目調ホットカーペットもおすすめ。
自動電源OFF機能や省エネモードが使えます。
上に敷くなら消耗品と割り切って
今使っているホットカーペットを活かしたい人は、上に何か敷くしかありません。
おすすめは、安いホットカーペット対応のカーペット。
消耗品と割り切って、1シーズンで使い捨てするつもりで使えるものが良いです。
例えばこちら。
抗菌防臭 洗える カーペット 1畳『 WSセリゼ 』【IT-tm】約92×185cm ブラウン(#9810229) ホットカーペット対応 |
このマットは、ホットカーペットの上に敷く前提なのか薄めの生地です。
値段は2018年11月時点で1,700円前後でした。
フカフカ感よりも手触りを重視したのでしょう。
フローリングに直接敷くと固い感じがしますが、肌触りはサラサラして気持ちいです。
薄いですが生地の強さ自体はなかなかのものです。
猫が爪とぎしても、1シーズンぐらいならホットカーペットを守ってくれます。
抗菌防臭加工がしてあるのも嬉しいポイント。
ホットカーペット火災の実情
2つの解決策を紹介したところですが、少し真面目な話をしておきたいと思います。
ホットカーペットが原因の火災って、思った以上に多いのです。
ちょっと古いデータですが、2010年~2014年度の間に全国でホットカーペットによる火災が83件も起こっています。
(独立行政法人「製品評価技術基盤機構」の調査より)
しかも、電気毛布など類似の暖房器具も含めると100件を超えているのです。
これってすごい数字ですよ。
冬の間、ほぼ毎週どこかで火事になっているということですから。
もちろん、全てがペットが原因ではありません。
劣化による断線も相当数ありますが、やはりホットカーペットの安全策は必須です。
ホットカーペットは5年で交換
ホットカーペットの耐用年数は思ったよりも短いですよ。
山善やパナソニックなど、主要なメーカーは5年を目安としています。
それ以上はヒーター線が劣化する可能性が高いのです。
劣化したヒーター線は、断線したり接触したりを繰り返すことがあります。
この状態が一番危険。
接触部分から火花が発生して、周囲に燃え移るのです。
ヒーター線の劣化の原因は、外からの重さやヒ部分的な加熱しすぎ。
爪とぎ
折りたたむ
家具を置く
物を落とす
走り回る
これらが何度も繰り返し積み重なると、劣化の原因になります。
特に家具などを上に乗せている人や、使わないときは折りたたんでいる人は要注意。
壊れるまで使うのではなく、数年で買い替えましょう。
放置は絶対ダメ
いかがでしょうか。
ホットカーペットが原因の火災は毎年起こっています。
どちらの方法でも良いので、必ず対策してくださいね。
個人的にはフローリング調ホットカーペットをおすすめします。
爪とぎ自体を予防できますから。