テレビで放送されてから、えごま油の人気が続いています。
ところで、えごまには油とパウダーがありますよね。
成分や効果に違いがあるのでしょうか。
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スポンサーリンクえごま油とえごまパウダーの成分の違い
えごまパウダーとは何か。
えごまパウダーはえごまの種子から油を絞った後に残ったものです。
こういうとあんまり栄養が残ってなさそうですが、実際は栄養豊富なスーパーフード。
えごま油にはない、えごまパウダーだけの長所がたくさん見つかっています。
まず、えごまで一番大事なα-リノレン酸。
認知症予防や血管年齢の改善、美肌効果などで注目された成分です。
えごまパウダーには油分が20%含まれたまま残っています。
えごま油を直接食べるよりは減ってしまいますが、それでも他の食品よりも何倍も効率よくα-リノレン酸をとることができます。
さらに、えごまパウダーにはえごま油以上にカリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄分、亜鉛が豊富に含まれています。
そして、食物繊維も豊富。
総合的な栄養バランスではえごまパウダーのほうが優秀です。
えごまパウダーのほうが栄養が劣化しにくい
以前、えごま油は扱いが難しくて、使い方を間違えやすいというお話をしました。
えごま油は酸化しやすい油です。
長期保存が難しいのに加えて、加熱するとα-リノレン酸が失われてしまいます。
栄養を考えれば、料理を食べる直前にふりかけるぐらいしかできません。
毎日食べようと思うと、とても扱いづらい油とも言えます。
ところが、えごまパウダーだと長期保存しても成分が劣化しにくいという特徴があります。
熱への耐性も上がるので、油ほど気を使わずに料理に入れることができます。
えごまの産地に住む人は油よりもパウダーをよく使っていて、和え物にしたり、お鍋や味噌汁に入れたりして日常的に食べています。
えごまパウダーは香ばしい風味がするので、和食との相性も良好。
気軽に何にでもふりかけて食べられる点で油よりもおすすめだと思います。
おすすめのえごまパウダー
島根県産 奥出雲えごまパウダー
島根県奥出雲産のえごまから作ったえごまパウダー。
地元ではマヨネーズに混ぜてサラダを食べるなど、日常的に親しまれています。
1日に大さじ1杯(約7g)で、十分な量のαリノレン酸を摂取することができ、値段も手頃でおすすめです。
味源 えごまパウダー
Amazonで人気のえごまパウダー。
香川県仲多度郡まんのう町で加工されたえごまパウダーは風味がよく、和食はもちろん洋食とも相性がよいので、毎日食べるのに便利です。
飛騨えごま実(パウダー)
岐阜県飛騨地方産の飛騨えごまのみを使った、100%国産えごまパウダーです。
高地寒冷地で栽培されているため、α-リノレン酸が特に豊富。
低温圧搾一番搾りのエゴマ実を搾ったあと、すぐに密封パッケージに詰めているので品質は極上。品質にこだわりた方におすすめです。