隣室の騒音、この辛さは経験した人にしか分かりませんよね。
私も隣の部屋がうるさくて寝られず、散々苦労しました。
もちろん、最も効果的な解決方法は引っ越しなのですが、お金の問題などですぐには難しい人も多いでしょう。
そこで、少しでもお金をかけずに、隣室の騒音対策をする方法を自分なりに研究してみました。今悩んでいる方の参考になれば幸いです。
本ページはプロモーションが含まれています
スポンサーリンク現実的な対策はダンボール家具+古本だ
まず、結論を先に述べておきます。
隣室の騒音対策を低コストで行いたいなら、背の高いダンボール家具(本棚など)を壁際に並べること。さらに、安い古本でいいので、家具に収納して重さを増すことです。
遮音の基本は面積と重さ。
内壁をつくるつもりで、重い家具を配置するのが最も手っ取り早い。
ネットで調べると防音シートや防音パネル、吸音材を壁に貼れとか、書いてあるサイトがたくさんでてきます。
でも、賃貸の場合、壁にあれこれ加工するのって躊躇しますよね。
何より、防音シートとかを壁一面に貼ろうとすると軽く10万円以上、いや、ちゃんとした品質の製品なら、20万円以上は軽くかかってしまいます。
そんな金があるならさっさと引っ越すべきです。
残る選択肢としては、背の高い・重い家具を壁から少し離した状態で並べるということ。
ただし、これも同じぐらいお金がかかる。
そこで、妥協点というか、苦肉の策として私がたどり着いたのが、強化ダンボールの本棚でした。
下のようなやつです。
これも、壁一面に並べようと思うとそれなりの出費にはなります。
それでも木製の家具を買うよりは安上がりです。引っ越す際に捨てやすいのもポイントですね。
壁一面とはいかなくても、これを3つぐらいドン・ドン・ドンと並べて、古本を詰めるだけでもだいぶ音はマシになりました。
ただ、強化ダンボールの本棚は軽いので、本をびっしり詰めて重さを増さないと遮音効果は得られないので注意してくださいね。
当分は強化ダンボールでしのいで、さっさと引っ越し資金を貯めて引っ越す。私はこの作戦で3ヶ月耐え、騒音物件を脱出することに成功しました。
古本はもったいない本舗で揃えた
本棚に入れる古本はどこから調達するか。
近所に古本屋があれば、一冊数十円とかで買える安い本も手に入るかもしれません。
私の場合は、楽天市場の「もったいない本舗おまとめ店」で買いました。
私が買った当時は、一番安いので一冊110円だったかな。
私が買った当時は3980円以上で送料無料になったので、まとめ買いしました。
もちろん、ほかの店でもいいし、地域によっては図書館が廃棄本を無料or低価格で譲渡するイベントをやっていたりもします。
とにかく、騒音対策で必要なのは重さです。本を安く調達しましょう。
本棚の上の空間は100均の布製ボックス+古本
強化ダンボールの本棚を並べて、古本をびっしり収納しても、まだ完成とは言えません。
上の空間がありますからね。
私が購入したときには、高さ160cmぐらいのダンボール本棚しか見つけられませんでした。
天井付近の空間を、別の手段で埋める必要があります。
安全性とコストの面から考えて、私は100均でよく見かける布製の収納ボックスがいいと考えました。
安いし、布製なら寸法をそんなに気にする必要もない。
上に積み上げやすいし。
もちろん、収納ボックスのなかには古本を入れて重さをアップ。
これで天井付近の空間をできるだけ埋めました。
ただ、完全に密封というのはなかなか難しい。
隙間が気になる部分は、古本を挿し込んでもいいし、隙間テープや発泡スチロール、激落ちくんのようなメラミンスポンジなどを使ってください。
ダンボール箱をそのまま積み上げるのは危ない
私は市販品を組み合わせて騒音対策をしましたが、もっと徹底したコストダウンで騒音対策をした方もいるようです。
その方法とはなんと、スーパーからダンボールをもらってきて、古本を入れて積み上げるというもの。
まさに、ダンボール箱の山とともに暮らすということですね。
確かにコストは低いですが、部屋がめちゃくちゃ狭くなるし、見た目も圧迫感があるし、地震とか考えるとかなり危険なので、私はおすすめしません。
引っ越すまでの時間稼ぎだと割り切って行動しよう
冒頭でも言いましたが、隣室の騒音対策で最も優先すべきは引っ越しです。
引っ越し資金がなんとかなるなら、入居1ヶ月以内でも躊躇なく引っ越すべきだと私は考えます。
睡眠不足はメンタルにかなりのダメージを与えます。
気力を失う前に、行動すべきです。
今回ご紹介した方法は、あくまでも引っ越すまでの時間稼ぎ。
隣室の話し声やテレビなどの生活音で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。