先日、当ブログで「貯金30万円で上京できるか?従兄弟の初期費用節約術」を書きました。
すると、同じように悩んでいる人から質問が届くようになりました。
今回は、このような質問です。
今の生活がイヤで上京したいです。
でも、上京して特に何かやりたいことがあるわけではありません。
イベントやコンサートには行きたいですが…
これって無茶ですか?」
目的はハッキリしていないけど、上京して生活してみたい。
気持ちはよく分かります。
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先日、当ブログで「貯金30万円で上京できるか?従兄弟の初期費用節約術」を書きました。
すると、同じように悩んでいる人から質問が届くようになりました。
今回は、このような質問です。
でも、上京して特に何かやりたいことがあるわけではありません。
イベントやコンサートには行きたいですが…
これって無茶ですか?」
目的はハッキリしていないけど、上京して生活してみたい。
気持ちはよく分かります。
上京して一人暮らししたい!
上京するには、収入源が大事ですよね。
しばらくアルバイトで生活するとなると、月収16万円前後の人が多いと思います。
(16万円=時給1千円×8時間×週5日×4週間)
では、月収16万円で東京で一人暮らしできるでしょうか?
シミュレーションしてみました。
まず結論から言います。
可能です。
ただし、普通の方法ではギリギリの生活が続くことになります。
どれぐらいギリギリなのか?
詳しく見ていきましょう。
一生懸命アルバイトして、月収16万円。
でも実際にあなたの口座に振り込まれる金額は、ちょっと少なくなります。
所得税、厚生年金、雇用保険、社会保険料…
額面16万円の給料から、いくらか引かれるからです。
いくら引かれるのかは、あなたの状況によって変わります。
一般的には、月収16万円の人の手取りは13万円台。
14万円に届かないぐらいになります。
仮に、あなたの手取りが13万5千円になったと仮定しましょう。
この状況で、家賃はいくらまでOKか計算してみます。
家賃はいくらまで払うことができるか?
ざっと計算すると7万円が上限になりそうです。
ちなみに、こんな方法で計算しました。
手取り13万5千円-(通信費1万円-ガス・水道・電気代1万5千円-交通費1万円-生活費3万円)
まず、絶対に外せないのが通信費と光熱費です。
携帯代などで1万円。
電気・ガス・水道を合わせて1万5千円と仮定しました。
手取り13万5千円から通信費と光熱費を引くと、残り10万円。
10万円の中から、家賃と生活費を捻出しなければいけません。
生活費を1日1千円とすると、月3万円。
家賃の上限は7万円です。
かなりギリギリになるのが分かるでしょうか?
1日の出費を1千円以下に節約しなければいけません。
コンビニ弁当を買うのも勇気が必要ですね。
東京都内の家賃の相場は、かなり高いイメージがありますよね。
家賃6万円台の物件なんてあるのでしょうか?
調べてみると結構あります。
ただし、ほとんどが23区外で駅から徒歩20分以上の物件です。
築年数は30年前後が多いです。
都心に出ようと思うと、電車で1時間はかかるでしょう。
ちょっと不便かもしれません。
23区外に住むと、問題になるのが交通費です。
家賃を安くしても、交通費が高くなれば生活費を削ることになります。
23区内ではどうでしょうか?
23区内の物件で6万円台となると、古い物件が多いですね。
築年数50年なんて物件がゴロゴロあります。
ちなみに、新しい物件で立地が良いのに安い物件は避けましょう。
事故物件、隣人に問題があるなど…色々なリスクがつきまといます。
不動産に「掘り出し物」はほとんどありません。
安い物件には、安い理由が必ずあります。
便利で、キレイな建物で、安い家賃。
そんな物件に住みたいなら、普通の賃貸は難しいでしょう。
シェアハウスに住むというのも、選択肢に入ります。
シェアハウスなら、23区内で家賃5万円以下という物件もありますよ。
ただし、シェアハウスにはシェアハウスのリスクがあります。
同居人がコロコロ入れ替わることです。
半年経てば、全員新しい住人に入れ替わることも珍しくありません。
自分勝手に振る舞う同居人が入ってくると、生活の質が一気に下がるのがシェアハウス。
リスクは覚悟しておきましょう。
いかがでしょうか。
月収16万円、手取り13万円台での生活。
普通に賃貸物件を探してアルバイトすると、余裕はありません。
でも、諦めるのは早いですよ。
ようは、家賃などの固定費用をいかに減らすか。
それが大事です。
私の従兄弟は、上京支援サービスを使って上京しました。
当時、従兄弟の貯金は30万円。
それでも支援サービスを使ったので、苦労はなかったんですって。
詳しくは「貯金30万円で上京できるか?従兄弟の初期費用節約術がすごかった」をご覧ください。
上京したい!
東京で働いてみたい!
でも、いざ上京しようと色々と調べると不安が増すばかりではありませんか?
今回は、面接の不安に焦点をあてたいと思います。
地方から東京に転職する場合、必ず聞かれるのがこちらの質問。
「なぜ地元ではなく、東京が良いのですか?」
この質問にどう答えるべきなのか、ポイントを解説します。
そもそも、面接官はなぜこの質問をするのでしょうか。
私の知り合いに、東京で採用事務を担当をしている人(仮名:イシイさん)がいます。
なぜこの質問をするのかインタビューしてみました。
すると、企業側の思いというか、狙いが分かってきました。
・計画的に行動できる人かチェック
・地元でトラブルを起こしていないか確認
イシイさんの話では、この3つのポイントを確認するために質問をするんですって。
狙いがわかれば、対策もできる。
この3つのポイントを外さずに、あなたらしい理由をどう作ればいいのでしょうか。
上京理由のポイントを解説する前に、採用担当者イシイさんの印象に残っている上京理由を1つご紹介します。
当時は上京するには資金も経験も足りなかったため、地元で就職しました。
地元で働くことの意義ややりがいを学ぶことができたのはいい経験だったと思います。
ただ、経験を積めば積むほど、ビジネスの中心地で働いてみたいという思いが強くなりました。
プライベートを充実させたいという憧れもあります。
それと同時に、競争の激しい環境で自分の力をどこまで伸ばせるのか試してみたいという思いも持っています。
上京の準備を整えるのに5年かかりました。
経験してきたこと、準備してきたことを発揮して御社に貢献したいと思います。」
さて、なぜこの理由が採用担当者イシイさんの印象に残ったのでしょうか?
3つのポイントについて解説します。
コミュニケーション能力とは何か?
ここでは不快感を与えずに、スムーズに会話ができる能力としておきます。
東京で働きたい理由を話す場合は、必ず本音と建前を混ぜること。
建前だけでもダメ。
本音だけでもダメです。
面接官は何百人もの人を相手に面接をしてきたプロです。
建前だけの理由を説明しても、心に響きません。
建前だけの話は、聞いていて不快に感じるもの。
印象にも全然残りません。
先ほど紹介した事例には、本音と建前がきちんと入っていました。
「高校生の頃から、東京での生活に憧れを感じていました。」
「プライベートを充実させたいという憧れもあります。」
「競争の激しい環境で自分の力をどこまで伸ばせるのか試してみたい」
建前だけでは何の印象も残りませんが、本音を混ぜると「あなたらしさ」を出すことができます。
思いつきではなく、計画的に行動していることをアピールするためにはどうすればいいか?
盛り込むべきなのは、上京を決意するまでの過程や将来設計です。
先ほどの事例では、過程や将来設計についてこんな風に触れていました。
「当時は上京するには資金も経験も足りなかった」
「上京の準備を整えるのに5年かかりました。」
「ビジネスの中心地で働いてみたい」
「競争の激しい環境で自分の力をどこまで伸ばせるのか試してみたい」
準備をして上京してきたこと、東京でどうしたいのか。
簡単にですが、触れていますよね。
最初に理由を話す際には、簡単に触れるだけで良いのです。
初めから深く掘り下げる必要はありません。
面接は、面接官との会話です。
面接官がもっと詳しく聞きたいと思えば質問がくるでしょう。
十分だと思えば、次の話題に流れます。
一方的に長々と話すのはよくありません。
簡潔に説明できればOKです。
最後のポイントは、地元でトラブルを起こしていないかという点。
先ほどの事例では、このように話しています。
「上京の準備を整えるのに5年かかりました。」
この2点を盛り込むことで、面接官は安心します。
トラブルを起こして、突発的に逃げてきたわけではないと感じられるからです。
もちろん、これだけで判断されるわけではありません。
最終的には面接全体を通じて判断されるわけですが、計画的に上京してきたと説明することは大事です。
今回、面接時の上京理由について焦点をあてました。
あなたらしい上京理由、作れそうですか?
まだ不安を感じている人へ。
その不安は、自力で上京しようとする限り解消しないかもしれません。
そんな人のために、上京を助けてくれる支援サービスがあるのをご存知でしょうか?
実は、私の従兄弟が利用して上京しました。
貯金30万円しかない中で、住まいと仕事を同時に見つけていましたよ。
志望動機や面接時のアドバイスまでしてもらえたんですって。
詳しくは「貯金30万円で上京できるか?従兄弟の初期費用節約術がすごかった」をご覧ください。