エアコン上部にカバーがない!なしで良い理由と最近の傾向

エアコンを買ったら、上部にカバーがなくてビックリしませんでしたか?

フィルターむき出しで心配になったことでしょう。

結論から言えば「仕様」なのですが、なぜこんなことになったのか?

理由が気になる人のために、最近のエアコン事情を解説します。

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上にカバーなしが主流になった理由

エアコンの上部にカバーがない理由

最新エアコンの上部にカバーがないのはなぜか?

大きな理由が2つあります。

空気を上から吸い込んで下から流す

掃除の手間を少なくする

昔のエアコンは、室内機の前面にスリットがあって空気を吸い込んでいました。

このタイプを見慣れていると、最新のエアコンは違和感があります。

昔の古いエアコン

ところが今は、上から吸い込むのが主流です。

そのほうが気流がスムーズでムダが生じにくいからです。

古いタイプのエアコンは、吸込口と排気口の距離が近すぎました。

そのためムダが生じやすく、余計なエネルギーを消費する場合があったのです。

2つ目の理由は、掃除の手間です。

エアコンの上に化粧カバーをつけても、ホコリを予防できません。

(結局フィルターでホコリを受け止める)

掃除しやすさで考えると、むしろカバーは邪魔になるだけなのです。

そもそもフィルター自動掃除機能がついていれば、フィルターの上部も掃除してくれます。

わざわざ化粧カバーをつける必要がないので、上部カバーなしが主流になっていきました。

自動掃除機能でエアコンが分厚くなった

エアコンの上にカバーがない

エアコン上部が気になるのは、エアコンの多機能化も原因です。

自動掃除機能など、多機能になったエアコンは分厚くなりました。

大きく前に張り出しています。

多機能化で上部の面積が広くなった。

最新機種で、高度なエアコンだからこそ上部が気になるのです。

ちなみに新しいエアコンでも機能がシンプルなものは比較的薄いです。

面積が狭いのでエアコンの上部が気になりません。

エアコン上部のカバー

こちらもよく見るとフィルターが見えているのですが、自動掃除機能付きのような「丸出し感」がないのです。

あなたの家のエアコンも、おそらく自動掃除機能付きなのでしょう。

見た目はホコリがたまりそうに見えますが、自動掃除機能はエアコンの上側も掃除してくれます。

ホコリよけカバーはつけないで

しろくまくん エアコンの上部にカバーなし

それでも上のカバーなしが気になる人もいると思います。

でも、室内機用のエアコンカバーをつけるのはおすすめできません。

運転効率が下がる

センサーが正常に働かない

室内機の内部に熱がこもる可能性がある

市販のエアコンカバーの大多数が、停止中のホコリ予防が目的です。

エアコンを稼働しない時期に取り付けるのは問題ありませんが、つけたまま稼働させるものではありません。

エアコンカバーの説明欄にも「オフシーズン用」と書いてある場合がほとんど。

使う前には必ず確認してくださいね。

掃除は静電気モップでOK

エアコンの上部にカバーなしでも掃除は楽

エアコンの上部の掃除をするなら、静電気でホコリを除去するタイプのモップが一番楽です。

3ヶ月に1回ぐらい、ササッとなでてあげましょう。

自動掃除機能付きならそれで十分です。

掃除機で吸うのは年に1回ぐらいでOK。

あまり神経質になる必要はありません。

ちなみに、自動掃除機能なしの場合は定期的に掃除する必要があります。

フィルターの掃除だけでなく、エアコン上部も掃除しましょう。

ダストボックスの有無を確認しよう

ところで、自動掃除機能には2つのタイプがあるのをご存知でしょうか。

ダストボックスにホコリをためる

ホコリを汚水として自動排水

ダストボックスにホコリをためていくタイプの場合は、溜まったホコリを捨てる必要があります。

放置しすぎてダストボックスが満杯になると自動掃除機能が動きません。

自分のエアコンがどっちのタイプか確認してくださいね。

中間クラスのエアコンの場合はダストボックス方式が多いので、要チェック。

エアコン上部は進化の証

いかがでしょうか。

新しくて多機能なエアコンほど、上部カバーなしが主流です。

正常な仕様ですので、安心して使ってくださいね。

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