前回「開店祝いはいつ送る?」という話を書きました。
友人がカフェをオープンしたので臨時で手伝ったのですが、貴重な経験になりました。
その記事を読んでくれた方から、こんな質問が届きました。
確かに知恵袋などでは、栄養ドリンクが無難で喜ばれるという回答がチラホラありますね。
私がお手伝いしたカフェでも届きました。
もらって嬉しかったのか?
実際のところをお話したいと思います。
少なければ嬉しいが…
まず結論から言います。
ありか・なしかで言うなら「あり」だと思います。
ただし、適切な量なら…という条件付きです。
私の経験で言えば、栄養ドリンク以外のお祝いにすることをおすすめします。
確かにオープン直後のお店の混雑はすごいです。
食事休憩なんてとれないぐらい忙しい。
そんな中で栄養ドリンクは助かるのですが、量にもよります。
私がお手伝いしたカフェでは、開店祝いの栄養ドリンクが山のように溢れていましたよ。
軽く500本近くあったと思います。
ギフト用の栄養ドリンクって、だいたい1セット50本入りなどが多いですよね。
100本入りで1セットというものもありました。
まとまった単位で届くので、誰かとかぶると大変なのです。
日持ちするからマシですが、狭いスタッフルームには置くスペースがありません。
結局、スタッフ数名で手分けして持って帰ることになりました。
私も30本ぐらい持って帰りました。
適量なら嬉しいプレゼントなのですが、他にも栄養ドリンクを贈る人がいると迷惑になる可能性もあります。
最近はネットの影響で栄養ドリンクが「定番化」しつつあるので、誰かとかぶる可能性が高いです。
「知恵袋効果」でかぶっちゃう!?
Yahoo知恵袋って便利ですよね。
開店祝いのような明確な正解がない風習などを知るには最適です。
開店祝いを知恵袋で数分調べると「栄養ドリンクが良い」という回答を目にすることが多いです。
これを見て、栄養ドリンクを選ぶ人が増えているのです。
仮に、3人の人が50本ずつ栄養ドリンクを贈ったとしたら…
店には150本の栄養ドリンクが届きます。
スタッフが少ない店なら、飲むのは大変。
場合によっては、飲みきるまでに数ヶ月かかるかもしれません。
お茶やコーヒーのほうが嬉しい場合も
もしあなたが無難な開店祝いを選びたいと思っているなら、栄養ドリンクよりもおすすめがあります。
・コーヒー
・花
お茶やコーヒーは、パックのものでOK。
ちょっとした休憩時間に飲めるし、日持ちもします。
栄養ドリンクが好きじゃない人もいることを考えると、こっちの方が喜ばれると思いますよ。
カフェをオープンする人にコーヒーを贈るのは変なので、その場合は緑茶のティーパックとか。
そしてやっぱり花。
「花はちょっとな…」と思っている人もいるかもしれませんが、開店祝いの定番になっているのは理由があります。
花が定番になった理由
「開店祝い=花」というイメージが定着したのは、もらう側にメリットが多いからです。
特に飲食店などでは、最初の1ヶ月が勝負。
ここでどれだけ多くのお客様を呼び込んで、リピーターになってもらえるかが成功のカギを握っています。
花が定番になったのは、オープン直後の特別感を演出できるから。
花が通行人の目を引きつけて、店の宣伝になるのです。
最近は、花が散らないプリザーブドフラワーや祝い竹炭が人気です。
水やり不要で、手間がかからないものが喜ばれる傾向が高まっています。
和風の開店祝いも嬉しい
いかがでしょうか。
開店祝いに栄養ドリンクもいいですが、迷惑になる可能性もあります。
私の個人的なおすすめは「祝い竹炭」です。
和風のお祝いは店の雰囲気を壊さず、それでいて華やかにお祝いムードを盛り上げてくれます。
祝い竹炭はまだ珍しいので、誰かとかぶる確率も低いです。