私の友人が、カフェをオープンすることになり、手伝いに行ってきました。
そこで気づいたのが「開店祝いはタイミングが命」という点です。
私は開店日の前後5日間お手伝いに行ったのですが、開店祝いにも嬉しいものと迷惑なものがありました。
大事なのはお祝いの中身ではなく「いつ送ればいいのか」という点です。
どんなに立派なお祝いも、タイミングを外せば迷惑に感じることを初めて知りました。
相手の迷惑にならず、喜んでもらえるタイミングはいつなのか?
プレオープンがある場合は?
気になる疑問を、実体験からお話ししたいと思います。
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スポンサーリンク開店3日前~前日がベスト
もらう方の立場から言うと、開店祝いは開店3日前から前日までに届くとありがたいです。
届いた花は飾る必要があります。
オープンと同時に華やかに飾るためには、当日届いても間に合いません。
前日には準備万端。
これが理想です。
あまり早すぎるのもNGです。
特に胡蝶蘭などの生花の場合は、水やりや日当たりを考えなければいけません。
1週間以上前に届くと散ってしまう可能性もあるし、扱いに困ります。
タイミング的には、3日前から前日。
これがベストです。
プレオープンがある場合は?
カフェなどの飲食店の場合、地域への宣伝を兼ねてプレオープンをすることがあります。
この場合、開店祝いはどうすれば良いのか気になりますよね。
結論から言うと、プレオープンに合わせて送ればOKです。
プレオープンが本当のオープン日の1週間前ぐらいなら、プレオープンに合わせましょう。
参考に、ラーメン屋さんのプレオープンイベント動画をYoutubeで見つけたので貼っておきます。
店内に、チラホラと開店祝いの花がありますよね。
プレオープンにも花があった方が華やかになります。
もしプレオープンと本オープンの間が一週間以上ある場合は、プリザーブドフラワーや祝い竹炭など劣化しにくいものを選べばOK。
最後までお祝いムードを盛り上げることができます。
オープン当日はNG?
開店日当日にお祝いを送るのはありかと聞かれたら、私はこう答えます。
「どうしても当日になるならピーク時間を避けるべし」
カフェのオープン日というのは特別です。
近所中の人が、どんなものかと見に来ます。
10時オープンなら、15時ぐらいまではトイレに行くのも大変なぐらい忙しいです。
そんな時にお祝いが届いても、飾る暇なんてありません。
従業員スペースに放置するだけです。
私が手伝ったときも同じでした。
とりあえず受け取って、店のスタッフ用のスペースに置くだけで精一杯。
実際に飾ることができたのは閉店後でした。
もしどうしても当日になりそうなら、ピーク時間を外しましょう。
どんな業態の店でも、開店時間直後は迷惑です。
飲食店なら来客でいっぱいですし、事務所開きなら関係者が挨拶にやってきます。
やはり基本は、前日までに到着するよう手配することです。
オープン当日に直接持参するなら、包装などは取り外してすぐ飾れる状態で持っていきましょう。
少しの気遣いで、喜ばれるか迷惑になるかが決まります。
開店日を過ぎてから送るのはダメ?
オープン当日までに手配できなかった場合はどうでしょうか。
結論から言えば大丈夫です。
私が手伝いをしたカフェでも、オープン4日後に花が届いたりしていました。
多少過ぎていても、失礼にはあたらないと思います。
ただし、アレンジメントなど小さめのものにしましょうね。
飾るスペースを後から作るのは大変です。
もし1週間以上過ぎてからお祝いするなら、胡蝶蘭以外の花か全く別の贈り物が良いと思います。
胡蝶蘭は、どうしても記念日のイメージが強い花です。
何もない時期に飾ると違和感があるかもしれません。
季節の花のアレンジメントなら、いつ飾っていても変ではありません。
お店を華やかにしてくれることでしょう。
私としては祝い竹炭をおすすめしますけどね。
オープンから半年後でも気にしないでOK。
「遅くなったけどオープンおめでとう♪」など、あなたの言葉でメッセージを添えれば喜ばれます。
大事なのは気持ちを伝えること。
何もしないのは、気遣いとは言えません。
スタンドの花は相手に確認が必須
「せっかくのお祝いだから、盛大にしたい!」
スタンド式の祝い花をプレゼントしようと思っている人…
ちょっと待った!
突然スタンド式の花が届くと、相手は困ってしまうかもしれませんよ。
というのも、お店の前に大きな花を置けない場合もあるからです。
私が開店をお手伝いしたカフェも、店の前の歩道が狭くて置けませんでした。
スタンド式は場所をとるので、置き場所に困ったものです。
店内のスペースにも限りがあります。
場所をとりそうなお祝いについては必ず相手に確認の連絡をしてください。
やはり無難なのは、どこでも飾れるアレンジメントや祝い竹炭です。
窓際に置けばいいので、多少多くても飾ることができます。
花以外で喜ばれるお祝いもある
一昔前は、開店祝いと言えば花でした。
胡蝶蘭など「定番のものを用意すればOK」という風潮があったのですが、最近は変わりつつあります。
花は散ってしまったり、香りが気になることもあって喜ばれないケースが増えています。
そこで最近注目されているのが、祝い竹炭などの新しい開店祝いです。
従来のお祝いでは問題があった部分を見事に解決しています。
詳しくは「胡蝶蘭以外の開店祝いでおすすめは?」をご覧ください。