弓道を続けていると、自分の弓が欲しくなります。
でも、新品で買うと高いですよね。
できるだけ安く買いたいなら中古を探すことになりますが、注意点もあります。
注意点とは何か？
その他、安く弓を買える可能性がある穴場の情報をまとめました。
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スポンサーリンク王道はヤフオクだが注意点あり
中古の弓を買うなら、まずはヤフオクでしょう。
2018年現在で調べてみると、竹弓や直心カーボン弓が５千円以下で出品されているものもありました。
ヤフオクなので落札価格が上がる可能性もありますが、割安です。
ただし、注意点があります。
竹弓には手を出さないほうが良いですよ。
竹弓には、こんなリスクがあります。
・長年放置されていて、力が抜けている
・前の使用者の癖が染み付いている
カビについては、写真をよく見れば分かるかもしれません。
問題は、長い間放置されていた弓の場合です。
見た目は綺麗だけど、弓に必要な反発力がなくなっていることがあります。
中身の材質が劣化していて、割れる可能性もあります。
竹弓は保管状態によって品質が大きく変化するので、中古で買うのはおすすめしません。
買うなら直心カーボンなどのほうが安心です。
材質に異常がなくても、以前使っていた人の癖が染み付いていることもあります。
これは感覚的なことなので、使ってみるまで分かりません。
竹弓が安ければ欲しくなる気持ちは分かりますが、リスクは覚悟してください。
超穴場は忘れ物市
忘れ物市って知っていますか？
鉄道会社などが、年に数日開催するイベントです。
その名の通り、引き取り手が見つからなかった忘れ物が格安で販売されるのですが…弓道関係の物も結構あります。
過去には弓もありました。
それも１度ではありません、何度か見かけました。
電車に弓を忘れて、しかも取りに来ない人ってどんな人？
不思議ですが欲しい人にはチャンスです。
私が見たときは、竹弓が５千円で売ってました。
（後に調べてみると１５万円相当）
直心カーボンⅡなどもありましたよ。
忘れ物市に興味がある人は「忘れ物市＋地域名」で検索すると良いでしょう。
日程情報はすぐ見つかると思います。
タイミングが合うなら探してみてください。
中古の弓を格安で、しかも現物をじっくり見て買える超穴場です。
もちろん、忘れ物市なので毎年出品されているとは限りません。
運良く見つけたとしても、強さが合わないこともあるでしょう。
ダメで元々。
運試し的に行ってみると楽しいですよ。
ちなみに、弦や矢などはほぼ常連に近いぐらい出てくるそうです。
高い弦が安く手に入ったらラッキーですね。
メルカリは半額が相場らしい
中古の売買といえばメルカリです。
メルカリは写真が見やすいから、買うのが楽しいですね。
2018年1月現在で調べてみると、直心Ⅲバンブー弓の１１kgが１万６千円、グラス弓１３kgが１万５千円で出品されていました。
直心カーボンⅡは、３万円以上の出品が目立ちます。
だいたい、新品の半額が相場になっているようです。
ヤフオクと比べると割安感が少ないかもしれません。
でも高校生や大学生が引退・卒業する秋から春にかけては出品数が豊富です。
状態が良い、新品に近いような弓もあります。
出品数が多いから自分が欲しい強さの弓が見つかりやすいでしょう。
注意点は、写真をよく見ることです。
藤や握り皮周辺など、汚れやすいところはよく見ておきましょう。
グラス弓や直心カーボンⅡなら、多少傷があっても性能は大丈夫ですけどね。
また、竹弓には手を出さないのが無難です。
長年使っていなくて、力が抜けた竹弓の可能性もあります。
竹弓の状態を写真だけで見極めるのは不可能です。
基本的には避けましょう。
学校や道場に交渉する手もある
最後に一つ、裏ワザを紹介します。
学校や道場が所有している弓を、交渉して売ってもらうという手もあります。
練習用に共有している弓の中には、古い物もあるでしょう。
これを５千円程度で売ってもらうように交渉するのです。
誰に交渉するのか？という問題はありますけどね。
学校なら顧問の先生。
地元の弓道協会なら、物品を調達したり雑用全般を担当している人でしょうか。
こんなこと言うと、最初はビックリされるでしょう。
でも案外上手くいくこともあります。
何を隠そう、私はこの方法で弓を手に入れたことがあります。
倉庫の奥の方に眠っていた弓を「使わないなら売ってほしい」と言ってみたのです。
グラス弓の１３kgを３千円で売ってもらえました。
古い弓でしたが、その後５年間は何の問題もなく使えましたよ。
ダメで元々、言ってみる価値はあると思います。
共有の弓が足りない道場では無理なので、状況を見て挑戦してみてくださいね。
