夏休みの宿題の中でも厄介なのが読書感想文ですねえ。
中学生になると書かなければいけない分量も増えてきます。
今回は、司書として働いている知人に聞いたおすすめ本をご紹介します。
ノンフィクションや解説本が書きやすい
読書感想文を簡単に書きたいときに
手をだしてはいけないのは物語やファンタジーもの。
ノンフィクションや解説本であれば、
「自分だったらこうする」とか
「父親の仕事との関係でいうと…」
「ボクの住んでいる町では…」
このように自分のまわりの環境や体験に
話を膨らませやすいんです。
本の話題から話を膨らませやすいものを選ぶことが
読書感想文を書きやすくしてくれます。
おすすめ本①「14歳からのお金の話」
この本は、テレビに出演している池上 彰さんの本です。
中身は、なぜお金を使うようになったのか。
なぜ、世の中にはたくさん仕事ができたのか。
過去から現在までの経済発展を4コマ漫画も使いながら
詳しく解説してくれています。
この本で読書感想文を書くときは、
①この本は何を解説している本か。
②各章の中で特に印象に残っていること
③この本を読んでから両親の仕事について印象がかわったか。
④自分が将来仕事をするとき、何を基準に選ぶか。
この4つを軸にしていけばいいと思います。
特に、③や④のように両親や自分の話に膨らませていくと、
本を何度も読み返さなくても自由に書けます。
この本をきっかけに、
仕事について考え方がどう変わったかを書くと面白いですよ。
おすすめ本②「中学時代がハッピーになる30のこと」
この本は、中学生の勉強や部活のこと、
自分のルックスの悩み、
親や将来の夢の話など、身近な話題をテーマにした本です。
何も悩みがなくて
何もかもが思い通りにいく人なんていませんよね。
この本を読んでいると、
「これって自分のことだ…」って感じる部分がたくさんあるはず。
この本で読書感想文を書くときのポイントは3つ。
- どの部分が自分に身近な話題だと思ったか
- この本を読む前後で気持ちに変化があったか
- この本を自分の今後の生活にどういかしていきたいか
こういったことをベースに書くとスラスラとかけると思います。
自分の考えや経験の話題に話を膨らませやすいので
読書感想文で書くことがなくて悩む心配はありません。
今回は2冊ご紹介しました。
読書感想文用の本を選ぶときには「自分の経験や考えと結びつけて書けるか」を基準にすると書きやすいですよ。