ごぼうって、一度の料理で使い切ることが少ない野菜ですよね。
使いきれなかった部分は、必要なときに備えて保存しておきたい。
長期保存するなら冷凍保存が1番。
でも、どれぐらい日持ちするのでしょうか?
ごぼうを冷凍した場合の保存期間
ごぼうを冷凍する場合、保存期間の目安は約1ヶ月~2ヶ月。
保存期間の長さは、茹でても生でも同じぐらいです。
風味の点から考えると、1ヶ月以内に使い切るのがベスト。
1ヶ月を超えると、品質が急降下することが多いので要注意です。
茹でてから冷凍?生で冷凍?
ごぼうを冷凍保存する場合、茹でてから冷凍するか生で冷凍するか迷う人もいると思います。
どちらでも保存は可能です。
保存期間はほとんど変わりません。
ただし、生で保存するとデメリットがいくつかあります。
・風味が落ちやすい
下茹でせず生で冷凍すると、繊維の間の水分が飛びやすくなります。
水分が飛んでしまうと、食感が筋っぽくなるし味がしなくなります。
ごぼうの良さが少なくなってしまうので、基本的には下茹でしましょう。
食材の冷凍保存について、Youtubeに楽しい動画がありましたので貼っておきますね。
ごぼうは傷むとどうなる?
いつから冷蔵庫にあるのか分からない。
そんなごぼうを見つけたけど、捨てる?食べる?
ごぼうは傷んでくると、次のような変化が起こります。
・ズルズル(ぬるぬる)する
・酸っぱい臭いがする
・乾燥しすぎて干からびる
ごぼうは水分が飛びやすい野菜なので、通常は腐敗しにくいです。
干からびたようにスカスカになることが多いでしょう。
単に乾燥が進んでいるだけなら食べても大丈夫ですが、風味がなく不味いのでおすすめはしません。
変色した部分があるけど大丈夫?
ごぼうを切ると、色が変な場合があります。
黒い輪ができていたり、紫色やピンクっぽく変色している部分があったり…
このようなごぼうは食べても大丈夫なのでしょうか?
基本的には問題ありません。
ごぼうはポリフェノールなど、酸素に触れると急激に変色する成分が多め。
色の変色=腐敗ではありません。
ごぼうが劣化している場合、必ず水分量が減っているはず。
色ではなく、パサパサしていないかどうかで新鮮度を判断するのが正解です。
美味しく食べるために
冷凍保存したごぼう。
あなたは自然解凍させていませんか?
ごぼうは自然解凍せず、凍ったまま調理するのがおすすめです。
切ったごぼうは空気に触れると酸化しやすい性質があります。
常温で解凍しようとすると、解凍と同時に風味が激減する可能性が高いです。
ごぼうはなるべく空気に触れさせないこと。
これが、美味しく食べるための基本です。