電子書籍「弓道リアル体験記」シリーズの第一巻や第二巻をご覧いただいた方から「早気の人のための弓道場」って何ですか?という質問をいただきました。
著者プロフィールに「2030年までに早気の人のための弓道場を建設するべく、日々邁進しています。」と書いていますので、ほかにも気にしてくださった方がいるかもしれません。
正直、2022年現在ではまだ影も形もないので説明するべきか悩んだのですが、私自身を叱咤激励する意味も込めて、ここで計画の概要をお話したいと思います。
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スポンサーリンク早気の人のための弓道場でやりたいこと
まずは、早気の人のための弓道場って、普通の弓道場とは何が違うのかというお話しからスタートさせていただきます。
この道場でやりたいことは3つです。
・重度の早気の人向けの克服プランを提供
・早気を克服できなくても、弓道を楽しめる場を提供
・弓道を引退した社会人が、気軽に短時間だけ弓道を楽しめる場づくり
私自身、重度の早気になって長く辛い日々を経験しました。引退も考えましたし、実際に弓道から離れた時期もたくさんあります。
弓道が好きなのに、早気でやめてしまうのってもったいないですよね。
でも、通常の練習では早気を克服できず、そのまま引退してしまう人が大勢います。
そもそも、早気というだけで周囲に気をつかいます。
とても肩身が狭いし、みじめな気持ちになって、最後には続ける気力がなくなるのです。
なんとかしたい。
そこで考えました。
早気の人が、周囲の目を気にせず早気に向き合える場があればいいのではないか、と。
早気を克服できればよし。
たとえ克服できなくても、弓道を楽しめる場があれば、弓道を続けられます。
3つ目は、おまけですね。
弓道経験者は社会にたくさんいますが、一度引退してしまうと弓道場には立ち寄りづらいですよね。
ましてや「ちょっとだけ弓を引かせてほしい」と声をかけるなんて無理でしょう。
ハードルが高すぎます。
そういう、本格的に復帰したいわけじゃないけど、ちょっとだけ弓を引きたいという人にも、場を提供できたらいいなと考えています。
重度の早気の人向けの克服プランとは
克服プランについて、少しだけ触れておきます。
私が発見した早気を克服する方法というのは、一言でいうと「射法八節から離れる」というものです。
第一巻の「重度の早気だった私が弓道引退危機を乗り越えた方法」でも記載しましたが、早気はイップスの一種です。
そしてイップスというものは、反復学習によって引き起こされます。
通常、イップスを克服するためにはルーティンを変えたり、フォームを変えたり、右手で行う動作を左手で行ったりと、さまざまな改善方法を試みます。
ところが弓道ではそれができない。
普通の練習環境では、射法八節を無視すれば怒られるし、左で弓を引くこともできないですよね。
早気のための弓道場では、アーチェリーの弓を使ってみたり、日本の弓道とは全く異なる系統の弓の技法を取り入れた克服メニューを用意する予定です。
私自身がアーチェリーを通して一時的に射法八節から離れたことで早気克服のきっかけを得たので、その体験を再現したいと考えています。
弓道場の建設予定地について
どこに道場を建てるについてですが、申し訳ありませんが未定です。
建設予定地については、条件に合う土地がどこで見つかるかどうかも不明ですし、今後の資金繰りによっても大きく左右されます。
現在のイメージでは、兵庫県の東部、大阪府の北部、京都府の南部、滋賀県の南部あたりの地域を想定しています。
でも、もしかすると関東になったり、四国になったりするかもしれません。
全くの未定です。
弓道場の建設資金と規模について
私自身、全くお金持ちではありません。
高収入というわけでもないですし、生活用の貯金も残さないといけません。
ほぼ、これから稼いでいくという状態です。
「弓道リアル体験記」シリーズの印税は、弓道建設にあてます。
印税といっても、これまでの売上はごくわずか。印税だけでは道場どころか、矢や的を数セット買うだけで精一杯でしょう。
本命は、株式投資と節約して浮いた生活費です。
株式投資については、約10年ほど行っております。
素人ながら継続的に収益を得られているので、これを弓道建設に役立てたいと思っています。
もちろん、本業のほうでもバリバリ働いて稼ぐつもりです。
このような状態なので、弓道場の規模も未知数です。
資金をたくさん用意できれば立派な弓道場が建つかもしれません。
資金調達がうまく進まないなら、テントなどを使った、簡易な弓道場を建てる予定です。
実は、簡易な弓道場については、昔作った経験があります。
というのも、私は川西市の源氏祭りの運営をお手伝いしたことがありまして、そこでは神社の敷地内に簡易なフレームを組み、畳を立てかけて臨時的な弓道スペースを作っていました。
もちろん、安全対策もちゃんとしていましたよ。
紅白幕やネットを張り巡らせることで、少ない資金で弓道用のスペースは作っていました。
また、下の写真はドミニカのアーチェリー場の様子です。
このような簡易なスペースを用意するのもいいなと考えています。
今後の情報発信について
弓道場建設計画については、不定期で進捗状況をお伝えしたいと思っています。
また、弓道場を建てるために調べた内容についても、随時発信していきます。
私の学習メモになりますし、これから自宅に弓道場を建てたいと考えている方の参考にもなればと思っています。
投資や資金調達に関する情報も発信するかもしれません。
まだまだ漠然とした計画ではありますが、なんとか2030年までには実現させたいので、今後ともよろしくお願いいたします。