Panasonicのビビ・L・押し歩きという電動アシスト自転車。国内初の押し歩き機能搭載ということで、注目されていますが、実際のところどうなのか?
口コミが気になる方のために、試乗してみた感想をお伝えします。
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スポンサーリンクスロープ付き階段も楽に上がれる!
まずはやはり、押し歩き機能からチェックしておきましょう。
この機能。大々的に打ち出しているだけあって、なかなかいい感じです。
上の写真のような、スロープ付き階段をスムーズに上がれますね。
スロープ付き階段がある場所は意外と多いので、役立つ場面は結構ありそうです。
もちろん、普通の坂道や駐輪場内を押し歩きたいときも楽ですよ。
買い物をいっぱいしたあとも快適です。
ちなみに、押し歩き機能は、サドルをグッと引き上げた状態で、ハンドルのリモコンにある「押歩きボタン」を指で押し続けている間だけ作動します。
アシストパワーは歩くスピードに合わせて自動調整してくれるから、押し歩き中に暴走する心配はありません。
「持ち上げたい」人は要注意
押し歩き機能はとても便利。
でも、注意点がないわけではありません。
大前提として、押し歩きアシストと言っても、車体自体が軽くなるわけではありません。
ここを誤解すると、イメージが違うと感じることでしょう。
例えば、マンション内の階段や家の玄関前の段差など、自転車を「持ち上げて」乗り越えたい場合。
押すのではなく持ち上げて車輪を浮かせるわけですから、当然アシスト機能は働きません。
ちなみに「ビビ・L・押し歩き」の車体重量は24kg。
電動アシスト自転車としては軽いほうですが、アシスト機能のない一般的なママチャリよりは重いです。
自転車を持ち上げたい場面が多い人は、「ビビ・L・20」など、もっと軽くてコンパクトな電動アシスト自転車のほうがおすすめです。
基本性能はどう?
押し歩き機能以外の性能もチェックしておきましょう。
ビビ・L・押し歩きのバッテリー容量は12.0Ah。
走行距離はオートモードで54km、エコモードで78kmと、買い物やちょっとしたお出かけで乗るには十分な性能です。
ちなみに、内装3段変速も付いています。
平坦な場所なら、アシストなしでもわりと楽に乗れるでしょう。
前カゴも大きめ。
買い物をたっぷりできそうです。
ハンドルロックの「くるピタ」や、楽に立てられる両足スタンドなど、Panasonicの便利機能も一通り揃っています。
サドルの感触もいいし、押し歩き機能以外の性能面もなかなか優秀です。
カラーバリエーションが増えればもっと良い!
2021年7月の時点では、カラーはチョコブラウンの1色しか用意されていません。
通常のビビ・Lにはファインブルーやウォームシルバーがありますから、色については今後に期待ですね。
とはいえ、Panasonicのチョコブラウンはいい色なんですよ。
実物は写真以上に高級感があるので、私は大好きです。