ランニングが習慣になっていると、台風が来ていても走りたくなりますよね。
でも、それは思った以上に危険。
たとえ小雨で風が大したことないように見えても、私のようにケガをするかもしれませんよ。
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スポンサーリンク小枝や傘が顔に飛んでくる
台風中のランニングで、一番怖いのが小枝などの小さな飛来物です。
私の場合、目のすぐ横に2センチぐらいの小枝が飛んできてヒヤッとしました。
幸いにもかすり傷ですみましたが、もし目に刺さっていたら大変なことになったでしょう。
私がヒヤリ体験をした日は、台風と言っても小雨程度。
風もたまにビュッと吹くことはありましたが、看板が飛ぶような突風はありませんでした。
ではなぜ小枝が顔に向かって飛んできたのか?
周囲の街路樹をよく見てみると、折れた小枝が茂みに引っかかっていました。
おそらく夜中の間に飛ばされた小枝が別の木に引っかかったのでしょう。
ブラブラと不安定な状態で引っかかっているので、ちょっとした風でまた飛んでしまったのです。
あなたのランニングコースには、街路樹がありませんか?
タイミングが悪ければ、街路樹から小枝が降りかかってくるかもしれませんよ。
他にもよく飛んでくるのは傘です。
街なかでランニングしていると、ほぼ毎回と言ってもいいぐらい傘が散らかっているのを見かけます。
顔に飛んできたら、傘も立派な凶器。
油断はできません。
車がこっちを見ていないかも
台風中のランニングでは、いつも以上に周囲を走る車に注意が必要です。
台風の中で運転するとき、ドライバーは「早く目的地に到着したい」と焦っています。
さらに雨・風で視界が悪くなっているので、ランニングしているあなたを見落とすかもしれません。
もうひとつ付け加えると、ドライバーは「台風の中で歩いたり走ってる人なんていないだろう」と思い込んでいます。
ろくに確認もせず突っ込んでくるかもしれませんよ。
台風の中でのランニングは、絶対に油断してはいけません。
水たまりでケガするかも
ランニングするときには小雨でも、夜などに大雨が降っている場合があります。
そのような状況では水たまりにも十分な注意が必要です。
例えば上の写真。
ところどころに水たまりがありますが、そんなに深そうには見えませんよね。
実際には、一番手前の水たまりは足首まですっぽり入るぐらいの深さがありました。
部分的に陥没していたのです。
もし何も注意せずに走り抜けようとしたら、転倒したり捻挫したりする可能性大。
やはり台風は、普通の雨とはパワーが違います。
看板・古い標識でケガ
看板や標識でケガをするかもしれない。
これは分かっているようで、ほとんどの人が危険性を正しく理解できていません。
一番怖いのは、台風で看板の留め具や標識の土台が「外れかけ」の状態になること。
なんとか持ちこたえているけどグラグラしていて、いつ落ちるかわからない不安定な状態です。
この状態では、何か小さなキッカケがあればいつでも落下します。
たとえ無風でも落ちたり倒れるかもしれません。
なかには台風が通過した翌日に看板の落下事故が発生した事例もあるぐらいです。
看板が多い道路を走るつもりなら、頭上にも細心の注意を払ってください。
プランターが落ちてくるかも
頭上注意といえば、家庭菜園などのプランター・植木鉢も要注意ですね。
マンションのベランダでガーデニングを楽しんでいる家庭も多いので、下を通るのはかなり怖いです。
しっかりと固定した看板でも落ちることがあるのです。
防災のことなど全く考えていないで飾られたプランターなら、いつ落ちてきてもおかしくありません。
トタン・瓦も要注意
台風で飛ぶものといえば、トタン屋根や瓦です。
ランニング中には強い風が吹いていなくても、やっぱり油断大敵。
屋根の上でグラグラと不安定な状態の瓦が、何かの拍子に落ちてくるかもしれません。
頭上にあるものはなんでも危険。
台風中のランニングは、それぐらいの意識がないとやるべきではないのでしょう。
意外と怖い砂利
もう危険性は十分分かったと思ってるかもしれませんが、まだケガの要因はあります。
意外と怖いのが砂利です。
とくに工事現場の近い場所では、風で小さな砂利が飛んでくるかもしれませんよ。
私も過去に一度、走っていて目に砂利が入って文字どおり涙目になったことがあります。
小さなゴミでも怖いので油断大敵
普段はなんてことはない小さなゴミもリスクに変わる。
それが台風の怖さです。
私は台風の日には、家で雑巾がけをやるようにしています。
雑巾がけなら良い有酸素運動になるし、家もきれいになって一石二鳥です。
台風が晴れる頃には心身ともに爽やかな気分。
たまにはそんな過ごし方も良いものですよ。