ホットカーペットに染み付いた臭いって、なかなか取れないですよね。
ではどうすれば良いのか?
できる限り簡単な方法を中心にご紹介していきます。
本ページはプロモーションが含まれています
スポンサーリンク重曹を振りかけるのは便利だけど…
色々なサイトを調べると目につくのが「重曹を直接振りかけて掃除機で吸う」という方法です。
私は後ほど説明するリスクを知っているのでおすすめしませんが、水を使わない点は良いですね。
・しばらく放置(1時間前後)
・掃除機で吸う
やり方もすごくシンプル。
確かにこの方法でも、ある程度の臭い対策はできます。
でも万能ではありません。
・染み付いたオシッコ臭には無力
まず気になるのが、色落ち。
ホットカーペットの素材にもよるのですが、見た目が悪くなることがあります。
染み付いたオシッコ臭にも効果はイマイチです。
猫や犬などのオシッコ臭は、排泄直後なら重曹でかなり消えます。
でも時間が経つと効果を発揮しないのです。
そして、もう一つ厄介なリスクがあります。
安易にホットカーペットに重曹を振りかけると、後悔することも…
重曹を振りかけるリスクとは
重曹を直接撒くと、どんなリスクがあるのか?
実は掃除機が壊れることがあります。
フィルターなどに重曹が詰まってしまって、動かなくなるのです。
ホットカーペット全体の臭いを除去しようと思うと、たくさん重曹を使いますよね。
掃除機の性能によっては負担になってしまいます。
特に安い掃除機で、紙パックを使わない(サイクロン式)の掃除機が壊れやすいです。
掃除機をダメにするリスクを負ってまで、重曹を直接ホットカーペットに撒くのはどうなんでしょうか。
他の方法を探ってもいいと思います。
重曹水+ホットタオルがおすすめ
重曹をそのまま撒くのはリスクがあります。
私がおすすめするのは、重曹水を作ってホットタオル(雑巾)で拭き取る方法。
YouTubeで分かりやすい動画を見つけたので貼っておきますね。
用意するものを改めてまとめました。
・ぬるま湯 1リットル
・使い古しのタオル 1枚
重曹をぬるま湯に溶かしたら、タオルに浸します。
動画ではタオルを軽く絞った後、レンジでチンしてホットタオルを作っていましたね。
この方法は皮脂汚れの除去効果が上がるのでおすすめです。
面倒なら、レンジでチンせず固く絞って拭き取り作業に入ってもいいです。
注意点は、掃除の後よく乾かすこと。
水気が残っていると故障の原因になる可能性があるので注意してください。
アンモニア臭にはミョウバン水スプレー
ホットカーペットで猫や犬が粗相してしまうと、重曹でも臭いが除去しきれないことがあります。
そんなときにおすすめなのか、HUGFAM(ハグファム)という消臭スプレー。
ペットの排泄物による臭いや除菌に特化した商品です。
さすがにペット用の消臭スプレーだけあって、アンモニア臭を消すのはお手の物。
ホットカーペットに染み付いた臭いも一発でした。
ホットカーペットに吹きかける際は、電源を切ってから使ってくださいね。
もちろん電源を入れるのは乾かした後ですよ。
ホットカーペットの天日干しはダメ?
布製品を消臭するなら、天日干ししたくなる人もいると思います。
でも残念ながら、ホットカーペットの多くは天日干し不可。
「陰干し」という表示があるものが多いです。
仮に陰干し表示があるものを天日干ししてしまうと、ホットカーペットの緩衝材(パッキング材)が傷む可能性があります。
下手すると見た目が悪くなったり、粉が出てきたりします。
お使いのホットカーペットの表示をよく見て判断してくださいね。
台所用洗剤・漂白剤・エタノールはダメ
消臭対策というと、台所用洗剤や洗濯用の漂白剤、エタノール消臭スプレーを使いたくなると思います。
でも残念ながらおすすめできません。
パナソニック製品の取扱説明書には「ベンジン・シンナー・アルコール・台所用洗剤・漂白剤・柔軟仕上げ剤などを使用しないこと」と明記されています。
雑巾に含ませて、表面を軽くトントンして掃除するぐらいなら大丈夫だと思いますが、自己責任でしてくださいね。
消臭スプレーの限界
ファブリーズなどの消臭スプレー。
日常的な臭い予防には役立つのですが、染み付いてしまった頑固な臭いにはあまり効果がありません。
私は過去に、ホットカーペットがビショビショになるぐらい使ってみたことがあります。
結果は、散々でした。
部分的に異常発熱するようになる
結局新しいホットカーペットに買い替えることになりました。
消臭スプレーで取れない臭いは、量を増やしても無駄です。
というよりも、ホットカーペットをビショビショにすると高確率で壊れるのでご注意ください。
週に1度は臭い対策を
いかがでしょうか。
ホットカーペットの臭い対策は、こまめに行うと効果が上がっていきます。
週に1度程度は掃除してあげましょう。
どんな方法をするとしても、掃除の後はしっかり乾かしてくださいね。