「お金がないから少しの間だけ、居候させて!」
地方から上京するとき、就職先と住む家が決まるまで友達の家に居候しようと思っていませんか?
あえて言います。
それは不幸の始まりになるかもしれません…私の知り合いの「タクミ君(仮名)」がそうでした。
仲が良い友達の家に居候して東京生活をスタートさせたまでは良かったのですが…
結果的に、タクミ君は軽い気持ちで居候したことで友達もお金も失い、実家に帰るしかなくなったのです。
今回は、居候生活に潜むリスクに焦点をあてた体験談を紹介します。
居候のタイムリミット
居候生活には「タイムリミット」がある。
どういうことなのか、あなたは知っているでしょうか?
実は一定期間をすぎると、喧嘩などのトラブル発生率がグンと上がるんですよ。
居候って、不安定な状態ですよね。
仮に友達との仲が険悪になっちゃったら…
ちなみに、タイムリミットは3週間!
それ以上になると、どんどん人間関係のリスクが高まると言われています。
実際、タクミ君もそうでした。
友達の家での居候生活が1ヶ月過ぎた頃、友達と大喧嘩したんですって。
「毎日ダラダラして、いつ就職するんだ!」
「遊んでるだけなら出て行け!」
こんなことを言われたら、居心地が悪いですよね。
タクミ君は就職活動をしていたのですが、居候させてくれた友達から見ると怠けているように見えたのでしょう。
売り言葉に買い言葉。
大喧嘩した挙句、友達の家を出ていくことに。
就職先も住む家も決まっていないタクミ君。
どうなったと思いますか?
手持ち資金が尽きかける…
友達の家を追い出されたタクミ君。
それでも、彼はすぐに実家に帰ったりしませんでした。
タクミ君はちゃんと就活もしていたのです。
いくつか面接の予定が入っていたので帰るわけにはいきませんでした。
でも住む家がありません。
他に居候させてくれそうな人も心当たりがありません。
・ネットカフェ
・24時間営業のファーストフード店やファミレス
転々と寝泊まりしながらの就職活動。
精神的にもきつかったですが、何よりお金がどんどん減っていくのが辛かったんですって。
それでもタクミ君は楽観視していました。
「1週間もすれば、就職先ぐらい見つかるさ」
最初のうちは、根拠のない自信があったタクミ君。
でも、よく考えてみてください。
居候中の1ヶ月で就職先を見つけられなかったタクミ君が、すぐに就職先を見つけられると思いますか?
就職先はすぐ見つかるとは限らない
友達の家を追い出されてから、さらに3週間。
まだ就職先が見つからなかったタクミ君。
時々日雇いバイトをしながら、就職先を探していたのですが上手くいきません。
とうとう資金と体力に限界がきて、実家に帰ることにしたのです。
結局、彼が東京に来て得たものは苦労だけ。
お金も時間も失い、仲が良い友達とはケンカ別れしたまま地元に引き上げることになってしまいました。
居候以外でお金をかけずに上京する方法がある
いかがでしょうか。
居候生活は、友達との関係が少しでもダメになると破綻します。
友達に甘えてのんびりしていたら、タクミ君のように突然追い出されるかもしれません。
居候生活はリスクがいっぱい。
だから私はおすすめしないのです。
でも安心してください。
居候以外の方法でも上京費用を節約することはできるんです。
以前私のブログで紹介した、従兄弟が上京した方法を使えば少ないお金で上京できます。
どんな方法なのか?
詳しくは「従兄弟の上京の初期費用節約術がすごかった」をご覧ください。