前回「薬剤師はブランクが10年あっても大丈夫」という記事を書きましたが、あれから今日まで、ブランク明けで薬剤師に復帰した人たちのブログを読み漁りました。
たくさんのブログを読んで共通点が見えてきたので、復帰するか悩んでいる人に向けてまとめてみました。今回はめちゃくちゃ主観が入っているので、ご了承ください。
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スポンサーリンク復帰直後のブログから見える戸惑いと充実感
薬剤師の復帰報告をしているブログをたくさん見てみると、文章の構成にパターンがあることに気づきました。
ざっくりと分けると、3つの要素で構成されていることが多いようです。
安心感
↓
戸惑い
↓
充実感
まずは、復帰できた安心感。
薬剤師がどうのこうのと言う以前に、面接や就活が久しぶりという人が多いので、採用されるか不安という人が多いのでしょう。
「ホッとしました」
「なんとか復帰できました」
「とりあえず、再スタートできます!」
このようなコメントと共に、薬剤師としてリスタートできた安心感を書いている方が多いですね。
それから、復帰してから最初の休日(だいたい1週間後)に、復帰して感じた戸惑いや大変さを書く人が多いです。
「以前の職場と仕事のやり方が全然違う」
「昔と比べると勤怠管理とか、いろんなシステムが進化していてビックリする」
「忘れていることが多くて大変!」
こんな風に、昔の職場と比較したり、知識不足を痛感したりと、大抵の人は戸惑いが少なからずあるようです。
特にブランクが10年とか20年ぐらいあると、勤怠管理システムの進化に戸惑う人も多いようですね。
確かに最近は、「ジョブカン」「マネーフォワード クラウド勤怠」など、スマホやPCで打刻したり、シフトを共有する職場が増えていますからね。
でも、そういう戸惑いの声を書き込みつつも、充実している様子が伝わるブログがとても多いのが印象的でした。
やっぱり、薬剤師という仕事はやりがいがある。仕事に慣れるまでは戸惑いが大きいけど、誇らしい気持ちも感じているようです。
充実感を得られる仕事って、とても貴重。
ブランクがあるからこそ、薬剤師という仕事の魅力に気づけるのかもしれません。
しばらくすると仕事の話題から日常の話題が増える理由
薬剤師に復帰報告をしている人達のブログを見ていると、時間が経過するにつれて徐々に日常の話題が増えていく傾向があります。
仕事に慣れてきて、驚きや戸惑いが減ってくると、書くネタも減ってくるのでしょう。1年も経つと、ほとんど仕事の話題には触れなくなる人が大半です。
でも、仕事の話題が減る人は多いですけど、「薬剤師やめました」という報告をしているブログは非常に少ないです。
薬剤師の仕事について書くネタがないということは、それなりに満足して仕事を続けていると言い換えることもできるのかもしれませんね。
怖くて復帰する行動が取れない人たちのブログも探してみた
ブランク明けの薬剤師さんたちのブログをたくさん読むと、戸惑いつつもそれなりに充実した生活をしていることが伝わってきました。
では、その逆はどうなのか?
つまり「薬剤師に復帰しようか迷っているけど行動しない人」は、ブログにどんなことを書いているのだろう。
ふと疑問に思ったので、いろいろネットで調べてみました。
少ないですが、いくつか見つけましたよ。
共通点としては、ずっと足踏みしていること。
現在についての不満
↓
薬剤師に復帰しようか悩んでいることをアピール
↓
行動せず、また不満を書き込む
大雑把に言うと、こういう流れのブログが多かったですね。
半年経っても1年経っても、ずーっとこのまま。他人事ながら、やきもきするというか、心配になりましたよ。
行動するってエネルギーが必要ですけど、行動しないというのも底なし沼のようで怖いですね。
行動する怖さ
行動しない怖さ
今回、復帰した人と行動しない人のブログを読み比べてみて、私としては行動しないほうが怖いなと感じています。
確かにブランクがあるというのは不安材料です。
でも最近は、ブランクのある人を助けてくれる民間サービス(ファルマスタッフなど)や、職場ごとのサポート体制が整ってきているので、行動してみると意外とトントン拍子に進むことも多いですよ。
悩んでいる人は、こういうサポートを利用してみるのも賢い選択だと思います。
>>「薬剤師はブランクが10年あっても大丈夫」の記事はこちら