薬剤師の転職サイトを比較して分かったこと【友人の実体験】

私には薬剤師をやっている友人がいます。

その友人はドラッグストア→調剤薬局→メーカーへと転職を重ねて現在に至っています。

今回は、友人の転職体験談の続きです。

薬剤師の人が転職する場合、転職サイトを利用すると思います。

転職サイトにも色々ありますよね。

「どの転職サイトを利用するのが良いんだろう?」

自分に合う転職サイトをどうやって見つければいいのか。

友人の体験談をご紹介します。

一般的な評判はあてにならない

転職

転職サイトを比較したい人は「サイト名+評判」とか「サイト名+口コミ」で検索したと思います。

たくさんの情報が引っかかりますよね。

でも、欲しい情報は見つかりましたか?

たぶん、しっくり来る情報が見つからなかった人が多いと思います。

友人が転職活動をしたときもそうでした。

色々調べてみても、イマイチわかりません。

一般論的に「ここは調剤薬局の情報に強い」とか「サポートが手厚い」みたいな口コミはあるでしょう。

それって本当でしょうか?

友人が実際にいくつか転職サイトを活用してみた結果、評判とは違うことが多かったのです。

実は、ネットで調べた評判や口コミが正確だったとしても「あなたに当てはまらない場合」が多いのです。

なぜあなたの場合は当てはまらないのか。

それにはいくつか理由がありました。

理由①:地域差が激しい

地図

「求人取扱件数がトップ」

「調剤薬局の求人に強い」

このような一般論的な評判は、あなたの転職には何のプラスにもなりません。

何故かと言うと、地域差がかなり激しいからです。

その転職サイトで取り扱っている件数が日本一だったとしても、あなたが働きたい地域に限定するとどうでしょうか?

「首都圏の情報は多いけど、兵庫県の情報は少ない」

「この転職サイトは調剤薬局に強いと言われていたけど、西宮市の情報に限定すると別のサイトのほうが充実している」

このようなことがよくあります。

デスク

各転職サイトの運営会社は、地域を駆け回って求人情報を集めています。

昔から関係が深い地域なら、情報は簡単に集まるでしょう。

でも、最近進出したような地域ならどうでしょうか?

各地域に限定すれば、大手サイトが負けることは珍しくありません。

一般的には情報量が多いと言われるサイトでも、あなたの地域でも1番という保証がないのです。

だからこそ、自分で比較する必要が出てきます。

理由②:キャリアコンサルタントとの相性

転職サイトは、単に求人情報を集めるだけのものではありません。

転職サイトのほとんどが、登録すると個別面談を行います。

各運営会社のキャリアコンサルタントと面談して、あなたのニーズに合わせてサポートするためです。

個別面談

ここでも、大きな差がでます。

同じサイトでも、地域が違えば担当者が違いますよね。

当然、キャリアコンサルタントの力量にも個人差が出てきます。

優秀な人だとしても、あなたとの相性が悪いかもしれません。

ネットサービスとはいえ、実際のサポートは人が行います。

同じ会社の社員でも、人が違えば中身はガラッと変わるものです。

キャリアコンサルタントは、経験がモノを言う職業です。

どんなに求人情報が多くても、地域の実態を知らない担当者が来たらメリットが半減します。

「あそこの調剤薬局の業務は、こんな感じですよ。」

「ここの職場は、こんなお客様が多いですねえ」

「あそこの経営者はよく知っています。任せてください」

税務署

経験豊富な担当者なら、こんな具体的な情報やサポートがあるかもしれませんよね。

満足度は人に左右されるので、一概に「これが良い」とはいえないのです。

自分に合う転職サイトの見つけ方

「地域差がある」

「キャリアコンサルタントの質も大事」

それでは、どうやって転職サイトを比較すれば良いのでしょうか。

友人の場合は、このように転職サイトを利用しました。

①3つの転職サイトに登録

(例:大手・地域特化型・複数社から情報がもらえるサイト)

②登録後、各サイトの個別面談を受けてみる

③1番話しやすい担当者のところに任せる

ネットで検索して見比べても、どれが1番自分に合うかなんてわかりません。

まずは、特徴の違いがはっきりしているサイトをピックアップ。

大手ばかりではなく、「○○地域に特化」などの地域性を押し出しているサイトも選びましょう。

複数社と提携しているサイトもありますので、そこも登録。

登録後は、集まる情報量と担当者で決めます。

1番あなたの話をよく聞いて動いてくれる担当者が良いですね。

求人情報が多くても、あなたの希望にマッチしなければ意味がありません。

いかがでしょうか。

少々やることは多いですが「あなたにとってのベスト」を見つけるなら1番効率的な方法ではないでしょうか。

同時進行で複数サイトを利用することで、各サイトの違いが体感的にはっきり分かります。

おすすめは?

E200HA-8350G

では、具体的におすすめの転職サイトは?

友人は関西で転職先を探しました。

その友人が使った転職サイトを3つご紹介します。

ファルマスタッフ

ファルマスタッフは転職サイトの大手です。

ペーパー薬剤師や、調剤業務未経験の薬剤師へのサポートが手厚いと言う口コミが多いことでも有名です。

・関西エリアに特化した薬剤師転職サイト【メディカルプラン】

関西で転職先を探しているなら、メディカルプランも選択肢の一つ。

地域特化サイトならではの好条件求人や、具体的な職場環境の情報などが得られます。

・薬剤師ナビ

一度の登録で、最大3社から求人情報を得られるサイトです。

色々なサイトに個人情報を登録したくない人は、とりあえずここを利用するのも手です。

1つの転職サイトを利用するよりも、複数サイトを活用したほうが違いがハッキリ分かります。

面倒かもしれませんが、今頑張ることが良い職場選びの近道。

使えるものは、とことん利用しましょう。

プリントとレジュメの違いは?大学で使われる理由はこれだった

プリントとレジュメの違い

大学に進学すると、急に耳にする単語があります。

「レジュメ」

大学の講義やゼミなどで配られる資料を、こう呼ぶことが多いですよね。

でも、高校までは「プリント」って言っていました。

なぜ大学ではレジュメと呼ぶのでしょうか?

疑問に思ったあなたは、きっと優秀で鋭い感性の持ち主なのでしょう。

その疑問に答えるために、色々と調査しました。

調査結果をお話します。

プリントとレジュメの違い

まず、簡単に言葉の定義から見ていきましょう。

・プリント:印刷物全般

・レジュメ:論文やプレゼン内容の要約資料or履歴書

レジュメはフランス語の要旨・要約資料を指します。

英語圏では、履歴書という意味で使われることが多いです。

プリントとレジュメの違い

本来の言葉の意味から考えると、レジュメはかなり使い所が限定されるはずですね。

でも、大学に行くと紙の資料全般がレジュメと呼ばれています。

これには、こんな理由があったのです。

大学教授が原因だった

大学

大学生たちがレジュメという言葉を使うきっかけは教授です。

講義中、こんなセリフを聞いたことはありませんか?

「入り口前にレジュメを3種類置いています。各自取ってください」

「みんなレジュメはありますか?足りない人!」

「レジュメのグラフを見てください…」

教授がこんな風に使っているんですよね。

教授が使うから、学生たちも自然と使うようになるわけです。

ではなぜ教授はレジュメという言葉を好んで使うのでしょうか?

答えは簡単。

教授たちが「研究者」だからです。

講義を行う教授たちは、それぞれ専門分野を持っています。

研究成果を論文にまとめたり、学会などでプレゼンする機会がたくさんあります。

プレゼン

自分の研究成果を発表する際、毎回全員に論文を印刷して配るわけにはいかないですよね。

荷物になるし、時間も限られています。

そこで必ず作るのがレジュメです。

本来の意味での「研究成果を要約した資料」を作成し、配布するわけです。

教授たちにとっては、学生向けの講義もプレゼンの一種。

自分の専門分野について、要点をまとめて伝えてる場という意味では同じなのです。

小学校、中学校、高校の先生とは授業に対する意識が全く違います。

先生

高校までの先生が作るものは、授業に理解度を高めるための「プリント」。

大学教授が講義で配るのは、研究成果の要旨を切り取った「レジュメ」。

このような意識や立場の違いから、大学教授たちは自然とレジュメという言葉を多用します。

社会人がレジュメと言わない2つの理由

デスクワーク

大学生活中は毎日のように聞いていたレジュメという言葉。

社会人になると、ほとんど使わないというのはご存知でしょうか?

これには、2つの理由があります。

・中卒、高卒には聞き慣れない言葉

・履歴書との混同を避けるため

社会人の学歴は様々です。

中卒の人もいれば、大卒の人もいます。

役員クラスの人でも中卒や高卒の人は大勢います。

聞き慣れていない人にとっては、レジュメという言葉は違和感が残ります。

仕事中

さらに、英語圏ではレジュメという言葉は「履歴書」「職務経歴書」を意味します。

企業の公文書が英語の場合もあるし、英語圏の企業と取引しているところもたくさんありますよね。

どちらの意味で言っているのか、分かりにくいことがあるんです。

分からない人

意味を混同しやすい言葉を、あえて使う必要はありません。

社会人は何と呼ぶの?

では、社会人は何と呼ぶのでしょうか?

多くの場合は、単に資料と呼びます。

会議資料、プレゼン資料などと呼ぶのが一般的です。

ビジネスの現場で何か紙を配る時には、紙の左上や右上に資料番号を記入します。

「資料1」「参考資料1」などですね。

資料

ビジネスの現場では、多くの事柄を話し合います。

単に「レジュメを見てください」と言っても「どれだよ?」と思われてしまうのです。

「資料1をご覧ください」と言えば、明確です。

会議

このように、単に「レジュメ」と呼ぶ機会はほとんどありません。

大卒の人しかいない企業だったとしても、自然とレジュメという言葉を使わなくなっていきます。

レジュメというと相手が不快になる!?

レジュメという言葉。

何気なく使っていると思いますが、不快な思いをしている人がいることはご存知でしょうか?

私が町内会100人にアンケートした結果、10人に1人は「不快だ」と言っていました。

ちょっと偏った調査ですが(笑)

「なんで資料って言わないの?」

「なんか、鼻につく」

こんな印象を持つ人もいるのです。

レジュメに限った話ではありませんが、カタカナ語を使いすぎると相手を不快にさせることがあります。

カタカナ

人間は、会話中人聞き慣れていない言葉の割合が増えると不快に感じるもの。

あなたは大丈夫でしょうか?

最近では「コンプライアンス」「アジェンダ」「コンセンサス」など、カタカナ語を使う人が増えました。

使うのは自由ですが、相手に伝わっているでしょうか?

自分が話す言葉が本当に相手に伝わっているか。

これを見抜くのも、就活でよく求められる「コミュニケーション能力」の一つです。

カタカナ語を使うのが悪いのではありません。

相手がどう感じているのか察することができないのが問題ということですね。

大学生活は順調ですか?

いかがでしょうか。

大学生活以外ではレジュメという言葉はあまり使われません。

そのことだけ、頭の片隅に置いていただければ幸いです。

ところで、あなたはファッションセンスに自信がありますか?

この前、女子大生と話をしていた中で「男子のファッションはダサい人が多すぎ」という話題が出ました。

ギクッとした人。

詳細は「男子大学生の服は何着必要か」をご覧ください。

ダイエットで倒れそうだった友人を救った話

先日、久しぶりに友人に会いました。

そしたらビックリ!

以前と様子が全然違ったのです。

以前はエネルギッシュな人だったのに、元気がありません。

・顔色が悪い

・ちょっと歩くだけで疲れる

・立ちくらみやめまい

さすがに気になったのでどうしたのか聞いてみました。

すると、友人はこう答えたのです。

「ちょっとダイエット中で…」

“ダイエットで倒れそうだった友人を救った話” の続きを読む