以前、私のおばあちゃんが耳鳴りで病院へ行った話をしました。
(詳細はこちらの記事を参照)
今回は、お医者さんから「コンビニ弁当と耳鳴りの意外な関係」について教えてもらった話です。
おばあちゃんが定期受診でどんなアドバイスをもらったのか?
紹介していきたいと思います。
昼食は毎日コンビニ弁当だったおばあちゃん
私のおばあちゃんの1日は、買い物に行くことからスタートします。
日用品や晩ごはんの材料を買うついでに、最後に弁当を買うのが日課でした。
買い物に出かけた日の昼食は、ほぼコンビニ弁当だったようです。
おばあちゃんのお気に入りは和風幕の内弁当。
あとは、その時の気分でローテーションしていたようです。
この話を定期受診時にしたところ、お医者さんの表情が険しくなりました。
そして衝撃の一言。
「コンビニ弁当は工夫して食べないと耳鳴りが悪化する可能性がありますよ。」
一体なぜ?
実は毎日コンビニ弁当生活には、こんな落とし穴があるのです。
コンビニ弁当生活の問題点
コンビニ弁当というと、添加物が体に悪いというイメージがあるかもしれません。
でも今回は違います。
別に添加物がどうとか言う話ではありません。
(そもそも最近のコンビニ弁当は添加物が少なくなってきてますしね。)
添加物とか以前に、もっと根本的な問題があったのです。
問題点は次の2点です。
・炭水化物と脂肪過多になりやすい
食材の種類の少なさ。
これが1番の問題なんですって。
一般的な幕の内弁当や唐揚げ弁当など、コンビニ弁当ってとりあえず半分はご飯ですよね。
あとは焼き魚や揚げ物、煮物やサラダなどが添えてある感じでしょうか。
弁当に使われている食材は、炭水化物や揚げ物が主であることが分かります。
これではどうしても栄養が炭水化物や脂肪に偏りがち。
ビタミン類やミネラル、タンパク質などが不足しやすくなります。
炭水化物や脂肪過多の食生活が続くとどうなるか?
血糖値や中性脂肪が高くなり、結果として内耳(音を脳に伝える器官)の血流が悪くなるのです。
内耳の血管は、非常に繊細な毛細血管。
少しの変化で、血流が悪くなってしまうぐらいデリケートです。
品目が多い弁当ならOK?
最近は30品目のお弁当とかありますよね。
体のことを考えたヘルシー弁当…のように見えます。
これなら耳鳴りにも良さそうです。
お医者さんに聞いてみたのですが、あまい良い顔はしませんでした。
結局は炭水化物や脂質中心になってしまう。
品目が多くても、量がダメみたい。
確かに、野菜はコンビニ弁当って野菜の量は少ないですからね。
コンビニ弁当を食べるなら、単品ではなく一品足すのが正解のようです。
特にビタミンや食物繊維、タンパク質を補いたいところ。
卵、納豆、ひじきあたりがおすすめでしょうか。
特に卵は栄養バランスが非常に高いスーパーフード。
1食1個食べてもいいぐらいなんですって。
カツ丼のほうが良いってマジ!?
ここで一つ驚くべきことがあります。
幕の内弁当よりも、カツ丼のほうが耳鳴りにはいいらしいですよ。
信じられないかもしれませんが、理由を説明するとこうです。
・豚肉でビタミンB群を補給
カツ丼は卵をたっぷり使います。
卵は必須アミノ酸がバランス良く入っているし、ミネラルも豊富。
豚肉でビタミンB群を補うことで、糖質の代謝も促進できて一石二鳥なんですって。
野菜と組み合わせれば、意外と悪くない昼食になるようです。
これは嬉しい誤算です。
もちろん食べ過ぎればダメですけどね。
サラダよりひじきが正解
やはり食生活改善を考えるなら野菜は必要です。
ただし、一つ注意点があります。
生野菜のサラダは、お医者さん的にはおすすめしないと言っていました。
問題なのは量です。
生野菜って見た目の量は多く見えるけど、実際は見た目ほど量がないのです。
生野菜を茹でるとカサが減りますよね。
あれが、本当の野菜の量です。
見た目のボリュームに騙されてはいけません。
生野菜のサラダで十分な栄養や食物繊維をとろうと思うと、思ってる以上にたくさん食べないとダメなんです。
さらに、ドレッシングにも問題があります。
脂肪やカロリーが高いから、内耳にとってはあまり良いとは言えません。
栄養バランスを考えるなら、ひじきの方がおすすめです。
おばあちゃんが昼食を変えたらこうなった
お医者さんのアドバイスを受けて、昼食についても考えるようになったおばあちゃん。
そのおかげか、最近は調子がいいみたい。
耳鳴りは治療が困難だとよく言われますが、コツコツ続けることで耳鳴りを緩和することは可能です。
今後もお医者さんの話はしっかり聞いておこうと思います。