そろそろ夏休みの自由研究しないとなあ…
いろんなサイトを見たけど、ピンとくるネタがないなあ…
今、このブログを見ている人は
こんな風に思っている人が多いのではないでしょうか。
自由研究って、理科の実験みたいなものが多いですよね。
でも、興味が無い実験を書いてある通りにやっても面白くない。
だったら、身の回りのことをテーマにしてはどうでしょうか?
生活のことでも、立派な自由研究ができるんですよ。
例:なぜ部屋が散らかるのかを研究してみる
よく親から「片付けなさい」「掃除するまで遊んじゃダメ!」
なんて言われませんか?
でも、「なんでこんなに散らかるの?原因は?」
なんて言われたことはないですよね。
これって、研究テーマとしてすごく面白いと思いませんか?
以下ではレポート風に、「なぜ部屋が散らかるのか」を自由研究してみたいと思います。
自由研究レポート
◆研究の動機◆
私はよく親から「部屋を片付けなさい」と言われます。
自分では散らかしているつもりはないのに、
気がつくと部屋が散らかっています。
なんで散らかってしまうか原因が分かれば
面倒な掃除を楽にできるのにと思いました。
◆研究の目的◆
なぜ部屋が散らかってしまうのか原因を明らかにして
部屋が散らかるのを防ぐ。
◆準備したもの◆
デジタルカメラ(スマホのカメラも可)
筆記用具
メモ
まずはじめに部屋をきれいに掃除しました。
それから毎日1回部屋の様子を撮影します。
部屋が散らかっていく過程を撮影し、
何が散らかっているのかを明らかにし、
予防方法を考察します。
◆8月10日(1日目)◆
まだ片付けたばかりなので綺麗です。
◆8月11日(2日目)◆
…
◆8月12日(3日目)◆
…
◆8月17日(最終日)◆
すっかり散らかってしまいました。
散らかっているのは、漫画、ゲーム、プリントです。
洋服も脱ぎっぱなしで散らかっています。
◆結果および考察◆
散らかっているものは、
漫画やゲーム、プリント、洋服がほとんどでした。
毎日の写真を見ていると、「また使うから」と言って
とりあえず放置しているものが
徐々にたまっていき、部屋が散らかっていることが分かりました。
このことから、使ったあと元の場所に戻せば散らかりませんが、
私には難しいと感じました。
そこで、元の場所に戻すのではなく、大きな箱を用意して
とりあえず全部そこに入れてしまう方法を実践してみました。
◆考察したことを再実験◆
8月24日(再実験開始1週間後)
大きな箱を用意して、
とりあえず箱に放り込んでみたところ、
一週間後の散らかり具合がかなり改善されました。
ゲームも漫画も洋服も全て同じところに入れるだけなので、
私でも続けることができました。
1週間後、箱がいっぱいになったので
箱の中身を元の場所に戻すことが必要ですが、
部屋のあちこちにものが散乱するよりは掃除が楽でした。
このことから、今回の試みは今後も続けていけると判断しました。
◆参考文献◆
なし
どんなネタも研究材料になる
いかがでしたか?
今回、まず部屋の散らかる過程を記録して、
その結果から改善方法を検討し、
実際に改善方法を実践してみる。
「こんなものが散らかってました」で終わらずに、
改善方法を考え、実証することがポイントです。
この研究のいいところは材料がいらないこと。
そして研究によって部屋が綺麗になることです。
自由研究のテーマが理科に限られていないなら、
こういう生活研究はオリジナルティがあって面白いですよ。