昨日、面白い話を聞いてきました。
ペーパー薬剤師ってご存知でしょうか。
薬剤師の資格は持っているけど、実務から長年離れている人のことです。
今回、10年主婦をしていた40代女性・ヒロさん(仮名)がペーパー薬剤師から復職した体験談をご紹介します。
ペーパー薬剤師が復職を決意
ヒロさんは、子育てをきっかけに薬剤師を退職。
それから10年ほど、主婦をしていました。
当初は数年で復帰するつもりだったそうです。
でも、2人目が生まれてからは主婦に専念せざるを得ない状況でした。
その間薬剤師としてやったことは、2年に1度届出票を提出するだけ。
まさにペーパー薬剤師でした。
そんな生活が続いていましたが、子どもが大きくなって収入面に不安を感じ始めました。
これから2人の子どもを大学まで行かせてやりたい。
不安はありましたが、ペーパー薬剤師を卒業して働くことを決意したのです。
40代の薬剤師求人の状況とは
ヒロさんは、まずパートの求人情報を探しました。
最初から正社員という気持ちもありましたが、ブランクが長いので不安があったのです。
・10年前の経験が通用するか分からない
・休んでいる間は何も勉強していない
それならば、パート薬剤師として復職し、慣れてから改めて考えればいいと思ったそうです。
とりあえず転職サイトに登録。
実際に求人情報を探してみると、意外とたくさんありました。
特に地方では、40代でも全く不利になりません。
どこも人手不足が続いています。
ドラッグストアの求人が多いですが、求人情報はたくさん見つかりました。
ドラッグストアなら逆に有利!?
登録した転職サイトの個別面談で、ヒロさんはこんなことを言われたそうです。
「あなたぐらいの年齢の人は引っ張りだこ。すぐ復職できますよ。」
転職活動は年齢が上がれば不利になるのが常識です。
でも、薬剤師に関してはそうでもありません。
お客様には高齢者が多いので、若すぎる薬剤師は敬遠されるんですって。
・40代以上のほうが、安心して相談できる
・知識や経験がしっかりしていそう
お客様の立場から見ると、こんな印象があるようです。
「自分を必要としてくれる職場がある」
ヒロさんはこの話を聞いてとても安心したと言っていました。
ブランクで不安な人の解消法
ペーパー薬剤師歴が長い人ほど、不安が大きいですよね。
特に調剤薬局も選択肢に入れると、ブランクが気になります。
・知識や経験が不足している中で働けるのか…
・勉強しようにも、どこから手をつけていいのか分からない。
心配し始めるとキリがありません。
ヒロさんは、転職サイトに登録した後の個別面談でその点を相談しました。
ヒロさんが利用したのはファルマスタッフ。
相談すると、不安の解消法がハッキリと分かったんですって。
・最新の知識
・これから勉強したほうがいいこと
・講習や研修の情報
・地元の薬剤師求人の詳しい業務内容
個別面談をすると、こういうことも相談できます。
ブランクがあって知識や経験に不安な人は、まず転職サイトに登録したほうがいいと思います。
一人で悩んでも不安は解消されません。
個別面談で不安に思っていることを伝えれば、解決の糸口が必ずつかめますよ。
保険調剤薬局に採用
「最初はドラッグストアのパートから…」
最初はこう思っていたヒロさん。
ところが、個別面談を経験してから自信を取り戻し、調剤薬局も選択肢に入れたんです。
すると、見事に採用。
パート薬剤師として、イメージ通りの場所に就職できました。
ゆくゆくは正社員登用の話もあるそうです。
思った以上にスムーズに復帰できたと喜んでいました。
まとめ
薬剤師は人手不足が続いています。
40代でも、たくさんの求人があるので心配はいりません。
特に地方では、貴重な戦力。
あなたを必要としてくれる場所が必ずあります。
経験不足で不安な点については、転職サイトの個別面談を利用するのがおすすめです。
転職サイトに登録したからと言って、慌てて転職活動をしなくても大丈夫。
まず個別面談で、どんな点が不安なのか確認しましょう。
それから、準備不足なところを補強していけばスムーズに進みます。
一人でモヤモヤしたり、実際に採用されてから苦労するよりもずっと楽ですよ。