弓道で左手首が痛い人へ【原因や予防方法を解説します】

弓道を練習していると、痛みを感じることがあります。

今回は、左手首の痛みがテーマです。

一生懸命練習していると、左手首が痛くなることがあります。

放置すると、痛みで暴発させてしまう人も…

激痛の原因は腱鞘炎

弓道と左手首の痛み

弓道で左手首が痛い。

このとき、あなたの手首には何が起きているのでしょうか?

この激痛の正体は腱鞘炎です。

疲労が蓄積することで手首に炎症が起こり、痛みを引き起こします。

弓道

初期のころは、弓道さえしなければ痛くありません。

慢性化してしまうと、弓道以外の日常動作にも影響が出てきます。

重症化すると指が動かしにくくなり、コップを持つのも苦労するほどです。

軽度でも2週間かかる

炎症というのは、厄介です。

左手首に痛みを感じたら、まず休むこと。

軽い腱鞘炎でも2週間は休む必要があります。

弓道と左手首

部活をしていると2週間というのは長く感じますよね。

でも、ここで我慢せず慢性化させると大変です。

一度慢性化してしまうと、定期的に病院に通って注射してもらう必要があります。

「手首さえ万全なら、もっと活躍できただろうに…」

私は過去に、そんな人をたくさん見てきました。

弓道

休むことができず、実力を伸ばせなかった人は大勢います。

あなたも、そんな一人になりたいですか?

予防方法①マッサージ&アイシング

病院にも行かず、できるだけ練習も休みたくない人はどうすれば良いのでしょうか?

痛みの改善や予防法をまとめた動画を見つけましたので貼っておきますね。

この動画を真似すれば、ある程度は改善するかもしれません。

ただし、炎症はすぐにはとれません。

必ず体を休ませる期間も必要です。

ある程度休んだ後、再発を予防するために行うのがベスト。

無理しても、良いことはありません。

炎症が軽度なら、練習後にアイシングするだけでもかなり効果があります。

予防方法②サポーター

2つ目の対策は、サポーターです。

手首用のサポーターは、再発予防に最適です。

手首用のサポーターには、中に金属のプレートが入っています。

このプレートが、手首を支えて負担を減らしてくれるのです。

手首のサポーター

最初は邪魔に感じるかもしれません。

私も使たことがありますが、3日ぐらいで慣れました。

手首用のサポーターには「スポーツ用」と「一般用」があります。

スポーツ用のほうが通気性が良く、ズレにくいです。

どうしても弓道を休めないなら、せめてサポーターだけはつけましょう。

甘く見ると弓道人生終了!?

「左手首の痛みなんて、大したことない!」

熱心な人ほど、腱鞘炎を甘く見ています。

でも、疲労の蓄積・炎症をナメていると後悔します。

慢性化・重症化すると、治療期間がドンドン長くなります。

完全に休養しても半年くらいかかるケースも多いです。

治療

軽症なら湿布や注射で治療もできますが、最終的には手術するしかなくなります。

手術をすれば、握力が元に戻るまで時間がかかります。

高校生や大学生の人は、治る頃には引退が迫っているかもしれません。

弓を引けない期間にすべきこと

弓道の矢

手首が治るまで休むといっても、家でゴロゴロしているのはもったいないですよね。

せっかくの充電期間。

有効に利用したいです。

部活に顔を出すなら、基礎体力づくりと観察がおすすめ。

特に観察は大事です。

先生・先輩・友達の射をみて、良いところを探しましょう。

悪いところを探すのではなく、良いところですよ。

どうしても欠点にばかり目がいくのですが、見るべきは長所です。

例えば癖が強い射でも中たる人っていますよね。

中たる人には、理由が必ずあります。

それが分かれば、あなたの的中率アップにつながるかもしれません。

人の欠点ばかり見ていると、「人から学ぶ」という意識がどこかに行ってしまいます。

もったいない。

「人を見下せば停滞し、尊敬すれば成長する」

弓道は見ることも立派な稽古。

実際に弓を引かなくても、やることはたくさんありますよ。

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