腰痛に良いと言われる横寝。
それなのに寝起きに腰が痛くなる人は多いんです。
なぜ寝起きに腰が痛くなるかお話します。
横向き寝しても腰痛が治らない原因は?
お昼はそんなに腰は痛くないのに、寝起きは痛い。
そんな人は、体の筋肉が硬直しています。
例えば寝返りがきちんとできていない場合。
動きが極端に減るので、筋肉が硬直してしまいます。
でも、筋肉の硬直は他にも原因があります。
あなたの生活習慣が引き金になっていることがよくあります。
横向き寝の腰痛は生活習慣が引き金
横向き寝は腰への負担が少ない体勢です。
それなのに寝起きに腰が痛いのはなぜ?
答えは、筋力と柔軟性が低下しているから。
あなたは普段、腰をひねる動きをどれだけしますか?
腰をひねる動作は、多くの筋肉を使います。
現代人はこの動作が少なくなりがち。
特にデスクワークの人は、ほとんどひねりません。
体をひねる動作が少ないと、筋力低下&柔軟性が下がりやすくなる。
その結果として、寝起きの腰痛が起こりやすくなるのです。
寝起きの腰痛対策は準備運動が大事
寝る前に準備体操をしていますか?
やるのとやらないのでは、全然違いますよ。
準備体操といっても、大したことはありません。
椅子に座って足を組みます。
そして、上に乗せた足側に腰をひねるのです。
この状態を10秒ほどキープ。
左右交互に数回繰り返します。
たったこれだけの動作ですが、変わるんですよ。
寝る前もやりますが、仕事の合間にするのもおすすめ。
腰の疲れがとれやすくなります。
マットレスより寝返りの質を左右するものとは
「マットレスが合っていないのでは?」
寝起きに腰が痛くなると、疑いたくなりますよね。
実際は、横向き寝の場合は枕の影響が大きいのです。
横向き寝は寝返りしやすい体勢なので、マットレスが多少合っていなくても体は動きます。
しかし、枕の高さや硬さが合っていないと大変です。
首の筋肉に負担。
↓
肩周りの血行悪化
↓
背中・腰の筋肉も硬直
このような図式で、背中側の広い範囲の筋肉に影響が及びます。
横向き寝で違和感があるなら、まず枕を疑いましょう。
どんな枕が横向き寝に良いのか?
選び方の詳細については「横向き寝の寝心地をよくする方法」をご覧ください。