私の友人は、赤ちゃんの湿疹で悩んでいました。
特に悩んでいたのが、鼻の下の湿疹です。
白いブツブツや、湿疹が入り交じった状態。
どうすれば消えるのか?
どんなことが原因なのか?
友人の体験談から原因や対策をまとめてみました。
赤ちゃんの鼻の下の白いブツブツの正体
新生児に多い白いブツブツの正体は胎脂が固まったもの。
鼻の下や鼻の頭にできることが多いようです。
生後間もない頃に急速に増えるので、何かの病気かと心配になるかもしれませんが大丈夫。
清潔にしていれば問題ありません。
沐浴のときに軽くガーゼで拭くぐらいで大丈夫です。
個人差はありますが、1ヶ月くらいで取れる赤ちゃんが多いです。
鼻の下の湿疹で1番多い原因は脂漏性湿疹
赤ちゃんの顔の湿疹。
1番多い原因は脂漏性湿疹です。
赤ちゃんは肌バリア機能が整うまで、大量の皮脂を分泌します。
鼻の下やほっぺた、おでこなどでは皮脂がつまって湿疹になることが多いようです。
頭が黄色いかさぶたのようなもので覆われたり、ほっぺなどにフケのようなかさかさしたものができるのも同じです。
脂漏性湿疹はかゆみが少ないのが特徴。
肌のバリア機能が整う1歳頃に症状が落ち着くことが多いです。
母親が食べたもので赤ちゃんに影響することも
赤ちゃんの湿疹は脂漏性湿疹がほとんどです。
中には母乳が原因になっているケースもあります。
注意したいのは、母親の食事です。
偏った食事をしていると、赤ちゃんに影響することがあります。
・脂分の多い揚げもの
・糖分が多いお菓子類
・炭水化物
この3つを摂りすぎた場合、母乳の脂肪分や糖分が高くなります。
また、大豆や小麦、乳製品などの食べ過ぎも要注意。
母乳にたんぱく質が多くなりすぎると、赤ちゃんの体内で消化しにくくなります。
腸内環境の悪化が湿疹につながることもあるのです。
母親は赤ちゃんのためにも、バランスの良い食事が必要です。
1つの品目をたくたん食べるのではなく、たくさんの品目を少しずつ食べるのがおすすめ。
米、麺、パン、野菜、果物、お肉…
何かに偏っていないか要チェックです。
ヘルシーな食事をしているつもりでも、食べている品目が少ないと偏っている場合があります。
特に私たちの食事は炭水化物に偏りがち。
朝はパンだけ。
昼は麺類だけ。
こういう偏った食事は赤ちゃんのためにもやめましょうね。
粉ミルクで湿疹が出ることがある
湿疹の原因が、粉ミルクで起こる場合もあります。
特に痒みが強い乳児湿疹は、何かのアレルギーの可能性が高いです。
アレルギー性の場合、顔だけでなく首、お腹、手などに湿疹が広がります。
湿疹の範囲が広がってきたら、病院で診てもらいましょう。
病院で粉ミルクが原因だと判明した場合、指示に従いアレルギー用の粉ミルクを使って栄養を補給すれば治ります。
乳児湿疹のケアは舐めても大丈夫な保湿剤で
皮脂の分泌自体は止められません。
赤ちゃんの脂漏性湿疹は、分泌された皮脂をいかに溜めないかが勝負。
毎日の入浴でしっかり脂を落とすのが重要です。
でも、赤ちゃんのお肌はとてもデリケート。
ゴシゴシ洗いはできないですよね。
頑固な皮脂は、入浴前にベビーオイルやワセリンなどを肌に塗るのがおすすめ。
皮脂となじんで、洗い流しやすくなりますよ。
最後は保湿です。
保湿をすると、皮脂の分泌量が適量に落ち着きやすくなります。
赤ちゃん用の保湿剤にも色々ありますよね。
安全性を考えると、赤ちゃんが舐めても大丈夫な保湿剤がおすすめです。
詳細は「赤ちゃんがなめても大丈夫な保湿剤の体験談」をご覧ください。